1ヶ月以上前の将棋だが、銀河戦(所司−今泉戦)で3二飛車戦法が登場した(第1図)。
3二飛車戦法を見るのは久し振りである。
(第1図)
3二飛車戦法は今泉さん創案の戦法で、今泉さんはこの戦法により升田幸三賞を受賞している。
本局は、まさに本家本元の指し回しである。
一進一退の攻防を経て、終盤で(第2図)を迎えた。
(第2図)
(第2図)は先手の所司七段が優勢だと思う。
私は▲7四香と打ちたい気がする。
しかし、実戦では先手の所司七段は▲5五香と打った(第3図)。
(第3図)
(第3図)の▲5五香は正直驚いた。
敗着だと思うがどうだろうか?
結局、今泉さんが勝利した。

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