今日、大阪中央体育館で行われたJT杯大阪大会(準決勝:渡辺−丸山戦)を見に行った。
戦型は丸山九段得意の一手損角換わりで、(第1図)を迎えた。
(第1図)
(第1図)では、私なら銀を逃げることから考えるが、渡辺二冠王は▲3五銀と出た(第2図)。
(第2図)
(第2図)の▲3五銀は渡辺二冠王らしい一手である。
その後8手進み、(第3図)を迎えた。
(第3図)
(第3図)以降は渡辺二冠王の攻めが筋に入り、丸山九段が反撃する機会を与えないまま勝ち切った。
渡辺二冠王の快勝だった。
勝った渡辺二冠王は、11月16日(日)に羽生四冠王と優勝を懸けて戦う。

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