今日、阪田三吉名人杯に出場した。
A級に出場した。
この大会に出場するのは初めてである。
◎予選1回戦
相手が現れず不戦勝。
A級では、私と同様1回戦の相手が現れず不戦勝になる方が多数いた。
◎予選2回戦
相手は中学生だった。
その中学生は、予選1回戦を私の隣で指していたので対局を見たが、石田流三間飛車から見事に捌き、終盤も揺るぎのない攻めで快勝していた。
この中学生は気をつけないといけないと思った。
実戦は相振り飛車となり、意外にも中盤で優勢なりそのまま圧勝した。
予選は2連勝で通過した。
◎本戦トーナメント1回戦
相手は倉敷から来た小学生で招待選手だった。
かなり強いと聞いていたので、勝つのは困難だろうと思った。
実戦は私の後手一手損角換わりで、中盤の入り口で千日手になり先後を入れ替えて指し直すことになった。
◎指し直し局
私が先手石田流三間飛車を目指したところ序盤で角交換されたので、角交換振り飛車になった。
駒組みでかなり優勢になり、相手は金を左右に寄るのを繰り返し、ひたすら待つだけであった。
あとは私がどうやって打開するかという展開だったが、私は打開の仕方を間違え不利になり、そのまま負かされた。
あまりにも稚拙な指し方をしてしまい、恥ずかしい内容であった。
やはり最近実戦から遠ざかっており、実戦勘が鈍っていたのが響いてしまった。
今思いだすと、あり得ない手をたくさん指してしまっている。
もう一度初心に戻らなければならないが、これからもまだまだ忙しい日が続くので(次に休めるのはおそらく7月である)、実戦勘を取り戻す余裕はなさそうだ。

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