今日、アマ名人戦大阪大会に出場した。
何とかベスト8に勝ち残った。
準々決勝以降は15日に行われる。
◎予選1回戦
相手は、全国的に有名な強豪だった。
私の後手番で、初手より▲7六歩、△3四歩、▲7五歩、△8八角成、▲同銀、△3二金、▲6八飛、△3三金と進み、昨日ブログに載せた局面と同じになった。
私は、石田流に対して4手目に△8八角成と指すのは2回目の事である。
昨日のブログでは、「後手が主導権を握りやすい展開に持ち込めそう」と書いたが、相手に自然に指されて作戦負けに陥った。
結局、3三の金がうまく働かなかった。
完敗だった。
◎予選2回戦
私の後手番で、初手より▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△3二金と一手損角換わりに誘導しようとした。
しかし、相手は5手目に▲4八銀ときたので、△8四歩と指し、相居飛車になった。
作戦勝ちだったが、中盤少し怪しくなった。
とはいえ、最後は大差で勝った。
◎予選3回戦
相手は代表経験のある強豪だった。
5年位前に一度負かされたことのある相手だ。
私の後手番で、初手より▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△3二金と一手損角換わりに誘導しようとした。
しかし、相手は5手目に▲6六歩と角道を止め、そのあと陽動三間飛車にこられた。
中盤で優勢になり、そのまま勝ち切った。
予選は2勝1敗で通過した。
◎本戦トーナメント1回戦
相手は四国で代表経験豊富な強豪だった。
私の後手番で、初手より▲7六歩、△3四歩、▲2六歩、△3二金、▲7八金、△8四歩、▲2五歩、△8八角成と進み、3度目にしてようやく一手損角換わりが実現した。
相手は棒銀でこられた。
青野九段の書籍を思い出しながら指した。
終盤では大差で優勢になったが、とんでもない手を放ってしまい、一瞬にして危険な局面になってしまった。
最後即詰みに討ち取れば私の勝ち、詰まし損なうと私の負けという局面になったが、何とか長手数の即詰みに討ち取り、辛勝した。
危ない勝ち方だった。
なお、一手損角換わりは大会では過去0勝5敗だったので、この勝利が私の一手損角換わり初勝利となった。
◎本戦トーナメント2回戦
相手はトーナメントの上位へ進出することの多い強豪だった。
3年位前に一度負かされたことのある相手だ。
私の後手番で相三間飛車になった(今日は5局すべてが後手番だった)。
終盤で有利になり、分かりやすい1手勝ちとなった。
これでベスト8である(実際はベスト16だが、代表枠が2名のためベスト8といえる)。
次の相手は、全国優勝複数回の強豪である。
大会では2回対戦し2回とも負かされている(しかも全く歯が立たず)。
ほとんど勝ち目はないだろう。
次の対局まで2週間あるので、勉強しようと思う。
悔いの残らない将棋を指すことだけを心掛けたい。

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