(第5図)
(第5図)での私の第一感は△6九飛だったが、▲7八金、△同馬、▲7九銀打、△同馬、▲同銀、△同飛成の局面が詰めろになっておらず、また秒読みの中後手玉の危険度が分からなかったので、その順は指さなかった。
結局、(第5図)で△7九同金、▲同銀、△7八金、▲同銀、△同馬と詰めろで迫ったが、以下▲6八金と受けられ、△7九金、▲7八金、△同金、▲6八金、△7九金打、▲7八金、△同金、▲6八金・・・を繰り返し、千日手になってしまった(第6図)。
(第6図)
勝利目前で勝ちを逃し残念な将棋だった。
とはいえ、中盤では悪かったので贅沢は言えない。
気持ちを切り替えて指直し局に臨んだ。

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