食料を海外に頼っている日本の
食糧自給率は40%を切っています。
また、国内の「食」を作り出す現場でも
「海外」に頼っている事を知りました。
現在、研修生・実習生として全国の食品
生産に携わる外国人は2万人以上と言われています。
農業、漁業など厳しい仕事にも関わらず割りに合わない
ため日本の就農者の高年齢化が進むのに対して、
海外から農業・漁業を学ぶためにやって来る低賃金の
研修生が年々増加しているためです。
高原レタスで有名な長野県では、4800人の村に
600人以上の中国人が研修生として働いています。
漫画「美味しんぼ」の作者、雁屋哲さんが、疲弊する
地方を憂い、今後『「日本全県味巡り」で各県の郷土料理、
郷土の文化を「美味しんぼ」に記録』したいとブログに
書かれていました。
私たちも、自分たちの口にする「食」とそれを支える
地方に目を向ける時なのかもしれません。
K.M

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