口腔の衛生状態が悪いと肺炎や口内炎、歯周病などの原因となるため、口腔ケアが重要だと言われています。うがいや歯磨きも必要ですが、
口腔内を唾液で湿らせておくと雑菌が抑えられ、歯周病や口内炎の予防になります。
口腔内が乾燥する原因には、過度の緊張や口呼吸、医薬品による唾液の分泌抑制などが挙げられます。また、
ストレスがたまった状態で眠ると、口を開けていびきをかく確率が高まるようです。
そのため、
就寝前は腹式呼吸などでリラックスをする、口を開けて寝てしまう場合は大きめのマスクをつけて寝るとよいでしょう。夜間目覚めた時に水分補給できるように、枕元に水などを準備しておくのもコツです。
最近では、口の周りを動かす体操が注目されています。
口の周りの筋肉には、唾液を出すポンプのような働きがあるのです。口を横に広げて「イー」口を尖らせて「ウー」下を出して「ベー」など、体操として毎日繰り返して行ってみましょう。
口笛を吹いたり、にっこり笑ったりするのもいいですね。また、昆布やスルメなど
硬いものを左右の歯でよく噛むのも、唾液を出すための運動になります。