タイの大型連休明け、7月28日、久しぶりのバラボリツアー。
行き先は、最近、在タイ日本人アングラーを中心に人気のPILOTバラボリ。実は、過去一度いちおう偵察には来ていたものの、お客さんを案内するのも、釣りをするのも初めて。
ただ人気の場所だけあって、近況の情報はありとあらゆるところにあって、だいたいの様子は予測しつつ、さぁ実釣スタート。
とりあえず母屋の前のポイントで、釣り始める・・・・前に、本日一緒に釣行したK・Kさんと、まずはビールで乾杯(笑)
いや、ユルいです。でも好きです、こういうノリ。
奥の桟橋ではタイ人客が、ポッパー+フライトレーラーで連発している。これはいまや、バラボリの、特に「餌やり桟橋」での定番リグ。
でもね、これって多分、初めてバラボリでやって、タイ人の間に広めたの、
オレよ。5,6年前のボーヌムという他のバラボリで。
最近、もっと自己主張をするべきだと思い(っていまさら、おまえ何歳になったんだよ!という突っ込みは無視し)、言ってみたかったので・・・。
でも多分ほんとにそのはずだけどなぁ。ただそのとき一緒にいたカオルさんという方が使っていたメバル用飛ばし浮きからのヒントとか絡んでる気もするし、たしかに少し記憶があいまいなのもたしかなので、やっぱり、控えめにしておこう。
おそらく、多分、このポッパーフライトレーラーをバラボリではじめて使ったのは僕のような気がするんですよね・・・記憶に間違いがなければ。でもねぇ〜ほんとは違うのかもしれないんです。なにしろ昔のことなんで・・・・。
とまぁそれは、さておき、このタイ人客たちはまさに爆釣、連釣、次から次へと水揚げしている。
釣れている人の釣りをあっさりマネするのも、ある意味自己主張のなさだけど、まずはそれが仕事ともいえるわけで・・・。
K・Kさんにポッパー、そしてフライは持ってきてなかったので、メバル用の極小ワームをトレール。
しかし、ごくまれにアタリはあるものの、いまいち。やはりアジの死に餌で育てている系のバラボリでの「桟橋」は決定的なポイント。すこし場所をずれるとその差は歴然。
となれば、場所を越えた、死に餌ボリで有効な要素は・・・・。
そう、それは匂い、いや、臭いです。(←こっちの漢字のほうが合うね)
アボリジニーの方々伝来の、そしてオージーの誇りでもある、
Barramundi という呼称に対してはやや申し訳なくも思うが、ここはルアーフィッシングの本質からちょっとズレつつ、臭いで勝負。
だって釣れなきゃ、困るモン!
で、登場したのが、前出の老舗バラボリ、ボー・ヌムでは、その極端な釣果から、使用が禁止されているという、まさに「いきなり最終ウェポン」、
ガルプである。
実はこのガルプワーム、逆に天然フィールドではその自然分解速度等から、個人的にすごい気に入って多用しているため、ぼく自身、在庫が豊富なのでありました。
アジエサボリで効かない筈はなく、いつ禁止されてもおかしくないのだが、ネットで見たり、人から聞く情報によるとまだ禁止はされてなさそう、で、即投入開始!
(帰り際、店の女の子に確認すると基本生エサ以外の疑似餌ならOKだそうです)

アベレージはこれなんですが

こういうナイスサイズを含め

入れ食いに近いかんじ・・・
「仕掛け」はヘビキャロでガルプのフローティングクロウをふわふわサスペンド、というのと、もしくはポッパーウキからぶら〜んとふわふわ、の完全エサ釣りスタイル。
ゲームフィッシングイメージ的には、どうかな?、という感じですが、まぁある意味マッチザベイト的ということで・・・。

これはまじビックリ。
〆のラスイチ魚。こんなのいるんだ、ココ・・・。
とまぁ、けっこうな釣れ具合に嬉々として母屋に戻ったわけですが、オーナー夫人の母親?と思われる年代のおばちゃま2人に、
「すごい釣ってたね〜じょうずじょうず、でもね・・・」
写真を撮るのに時間をかけすぎ!魚が死ぬ!
と、5分ちかく説教くらっちゃいました。
・・・・だってすごい釣れて嬉しかったんだもん。
とはいえ
途中おきた、バラの尻ビレの棘による出血騒ぎ時の手厚い介抱に感激した娘。たちや、ガイドのオヤジ(注 日本人)との記念撮影など、和気あいあいとしたムードで、ここPILOTバラボリを後にしました。
う〜ん、よく釣れた・・・。また来るからなPILOT。
でもガルプ禁止はだめヨ。
すべての画像提供、(C)K・Kさん

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