フライ記事がしつこく続きますが、フライやらなくて興味ない人、どうかおつきあいを。
というか、ぼくのやってるフライはほんと適当なもんなんで、もちろんキャストもろくにできず(練習はしますが)、ホントいい加減なフライフィッシングですが、それでも楽しめてる。
ということで、いまんとこ「アジアでルアーフィッシング!」しかやってない方、みなさんもぜひ「アジアでフライフィッシング!」をやらないですか?1匹の価値、倍増間違いなし!
と珍しく勧誘したりして、
じゃ〜ん!ついに釣ったぞ!!こんどはまぎれもなくサワイじゃい!
そう、釣堀のサワイ1匹でこんなにイバりたくなるのが、フライフィッシング。
なぜかわざわざタックルをくっつけて置きたくなるのもフライフィッシング(笑)

本日2匹目のサワイも良型、3キロUPクラス!
これと最初の1匹目は、むちゃくちゃ引きました。やっぱりカホーの比ではなかった。
延々と出されては巻き、出されては巻き。しかし、手ドラグとギヤ比1:1のアナログファイトがたまらなく楽しいですね!
ちなみに、ほんとはフライリールは左巻きのほうが好きなんだけど、あえて右巻きにしてみてよく分かった。海フライの大御所レフティクレーいわく、出されたラインをすばやく巻き取るための利き腕側ハンドル、というのを最近読んで、ルアーではベイトは右、スピニングは左巻きのぼくは「ホントカナー」と疑ったのも確か。しかし実際、ボーンフィッシュやターポンならずとも、プラーサワイでその理屈を実感できてしまった。
確かに釣り全体を通して一番体力使ったのは、1:1のハンドルフル回転リトリーブだったもんね・・・。
とまぁ、本日6匹のサワイを釣り上げることができ、他にもラインブレイク含むバラし多数と、前回とはうって変わって脱脂綿パンフライを食ってくれたのですが、最初はやはり迷走してました。
こんなことしたりして・・・。
マジックとかじゃなく、なんか薬品臭がしない天然素材の着色料はないかなぁと部屋を見回してまず目に入ったのがガルプ汁ボトル。
浸してからいったん乾かしたら、色落ちしないかなぁと実践してみましたが、再度水に濡れると色も匂いもすぐに落ちてしまいました。これ、ハードルアーに吹き付けてもいい、なんて解説されてあるけどそりゃないでしょ〜?
あとは、40lb+20lb+16lbのリーダーの先に直結してたフライを、ティペット8lbを追加してつけたのと、フックサイズを2サイズくらい下げ、フライ自体小型化した。
どちらも、見かけによらず繊細なのね、サワイくん?、というのを配慮してやってみました。
ただしこれらはおそらく核心ではなく、他に決定的なキモ、というか、1日目ではやく気づけよ、という大事かつ、分かりやすい要素があって、それは
タナ。
これがすべてでした・・・。
チャミングだんごは水面直下なんですが、食わせのフライ側はイージケーターからのウキ下を70センチ〜1メートルほど、思ったよりもかなり深くしたほうがよかったみたいです。
エサ釣りだと水面直下のダンゴの下端からぶら下がった15センチのハリス先に食わせ餌がつくわけなので、単純に30センチ。これがきのうのメインのウキ下の長さでした。
でも実際は想像と違ってイージケーターから下が直角にはなってないのか、ゆっくりとななめにフォーリングしてる「途中」で食っているのか、その他いろいろ、ほんとの理由はわかりませんがとにかくウキ下を長めにすると釣れました。
ただやはり、エサ釣りやだんごの先にフライを付けた時に比べると、バイト数に圧倒的な差があるので、まだまだ釣法確立とはいえず、進化の余地はたっぷりありますね。まぁそれが楽しいんだけど・・・。

パンフライの色は釣るごとにリアルさを増し

昼飯には、御機嫌にビールまで注文。地元で行楽気分
食後はビール片手にほろ酔いフィッシング・・・・すみません、平日の昼間から。
だいたい30分おきに1匹づつ、3匹追加。

汚くなればなるほど釣れる脱脂綿フライ。

一人だと持ち写真が撮れず、同じような写真ばかりになっちゃうのが残念。ちょっと変えてみるが・・・。

とうとう「針折れ」でバラし。
サイズはどんどんダウンだし、最後の1匹はランディング中にラインブレイク(長竿の一人ランディング。これがこの釣りで一番難しいかも?)してしまうしで、疲れのせいかだんだん釣りがちぐはぐになってきたので、ここで終了としました。
とりあえず、ひと段落ですね、サワイボリ。

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