動画を編集して、AVIファイル(無圧縮)で保存します。
3.動画編集(目隠し)
(1)AVIファイル(AMV形式)の読み込み
まず、AviUtlを起動して、下図の設定を行ってください。
以下の4つの上下関係が整っていることが大切です。
サイズの変更
拡張編集
Lanczos 3-lobed 拡大縮小
黒ベタ追加フィルタ
さて、「拡張編集」の設定ダイアログを出します。
この設定ダイアログの「Layer 1」のところに、AVIファイル(AMV形式)をドラッグしてきます。
「Layer 1」と「Layer 2」に下図のようにオブジェクトが入ればOK。
DirectShow File Readerプラグインが働いていれば、きちんと読み込めるはずです。
上図の「Layer 3」から「Layer 6」までは、目隠しの四角形を設定しているものです。
作り方は追々説明します。
AVIファイル(AMV形式)を拡張編集のダイアログに読み込めたら、
ファイルの開始地点を00:00:00.00にあわせておきましょう。
左にドラッグするだけです。
あと、わたしは下図の設定をしないと画面に見える範囲がおかしくなるけれど、
普通の人は大丈夫かもしれません。
もちろん、元動画が1024x768の人は「1024」と「768」を入れます。
やって損はない設定のはずです。
(2)目隠しの設定
動画に四角形オブジェクトを追加するには、追加したいLayerの上で右クリックをし、
下図のようにメニューをたどります。
Layerは、番号が大きいほど上に表示されます。
わたしの例では、四角形に薄灰色のふちどりがありますが、
これはLayer3に濃い灰色のベタ塗り四角形(ライン幅100)を置き、
Layer4に薄灰色のLayer3と同サイズだけどライン幅1の四角形を重ねて
作っていたりします。
四角形の設定ダイアログは下図のとおりです。
なかなか思い通りの四角が描けません・・・。
上図の設定をそのまま使うと、800x600のウィンドウで
ギルチャ(最小サイズ)を隠せるはずです。
上図の四角形では失点者名を隠せるでしょう。
作った四角形は、拡張設定ダイアログ上で、
開始時間・終了時間をLayer1と同じにしておきます。
バーの左端・右端をドラッグするだけです。
4.AVIファイル(無圧縮)の保存
保存したい範囲をシークバーで設定します。
無駄な部分を保存しなければ、それだけ保存にかかる時間と
ファイルサイズを節約できます。
シークバーのカーソルを、開始時間にしたいところに持ってきて、
右下にある「|←」みたいなボタンを押せば開始時間が設定できます。
終了時間も同様です。
上図は、開始時間を設定し終わったところです。
ここが開始地点であることを表すマーク(ボタンと一緒のデザイン)が左上に出ています。
ファイルの保存はメニューバーから。
「ビデオ圧縮」を「未圧縮」、「オーディオ圧縮」を「PCM 44.100KHz 2ch」にします。
保存(S)をクリックすると、すぐ保存が始まります。
とても長い時間がかかります。
途中でやめたいときは、Escキーだったかな・・・。

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