前回、薬回復装備が有効となる上限を、やや乱暴な形で「250%」と結論付けていたので、追試を行って確認しました
その結果、

薬回復装備の有効上限は250%

前回推定された
HP回復速度=(9.56+0.19×
健康)×(100%+
薬回復装備分の%)
はほぼ正確
ということが確認できました
検証方法や分析は続きで〜
サンプル取り
健康42のキャラクターで、薬回復装備0%、80%、90%、100%、110%、135%、151%、163%、175%、192%、200%、210%、231%、245%、251%、261%、273%、282%、292%、302%、310%、326%、338%、341%、351%、355%、361%、367%、373%、385%、392%、402%の32ケースにおいて、
HP効率装備の着け外しでHP不足状態を作り出して、
赤ポ連打による全回復までの時間をストップウォッチで計る。
目視&ボタン押しで生じる誤差を軽減するために、
各ケース5回ずつ計時を行い、中位3データをサンプルとして採用する。
計測結果
今回も省略
分析と考察
@薬回復装備の有効上限
全サンプルをプロットしたところ、下図のようになった。
250%を超える薬回復装備が、HP回復速度に寄与しないことが読み取れる。
AHP回復速度算出式の検証
薬回復装備250%以下のサンプルを用いて回帰分析を行い、前回推定したHP回復速度算出式、
HP回復速度=(9.56+0.19×
健康)×(100%+
薬回復装備分の%)
の検証を試みた。
上図のとおり、健康42でのHP回復速度について
HP回復速度=17.96+17.41×
薬回復装備分の%
の算出式が統計的にほぼ確実であるという結果が得られた。
ここで、
仮説式:HP回復速度=(a0+a1×
健康)×(100%+
薬回復装備分の%)
の関数形が正しいならば、
今回推定されたb0:
17.96
今回推定されたb1:
17.41
前回の推定式から導いたb0=b1:
17.54
(b0=b1=9.56+0.19×42=17.54)
が全て等しい必要があるが、前回および今回の検証に用いたサンプル数から考えれば、これらの推定値の差は誤差の範囲内と言える(と思う・・・これ以上の分析はめんどくさーい

)
よって、
前回推定された
HP回復速度=(9.56+0.19×健康)×(100%+薬回復装備分の%)
はほぼ正確であることが確認できた。
以上、2回にわたって健康、薬回復装備とHP回復速度の関係を検証してまいりました。
薬回復装備は250%でOK
ということなので、薬指の選定は、薬回復の補正よりもベースの抵抗や他OPを重視したほうがよさそうですね〜

0