「山口佳代 室内楽リサイタル 大好評のうちに終了。」
日記
2009年8月30日、銀座の王子ホールにて、インフォメーション・ディベロプメント40周年特別協賛のコンサート、「シューマンとブラームスに寄せて 〜 山口佳代 室内楽リサイタル」をおこない、おかげさまで大好評のうちに終了いたしました。
プログラムはドイツ・ロマン派を代表する二人の作曲家の名品集。ピアノ独奏、クラリネットとファゴットそれぞれのピアノとの共演、そしておしまいに3者共演により、ロマン派室内楽ならではの濃密な時間の流れを満員のお客様にお楽しみいただきました。
ピアノの山口佳代、クラリネットの友子・ヘルマンの名演もさることながら、ファゴットのウルリッヒ・ヘルマンの音楽の、芸術性とあふれる旋律美は、この低音楽器への認識を新たに塗り替えさせるものでした。
バッハ等アンコールの3曲も、徐々に公演後の開放感へと向かう清々しさに満ち、共感にあふれる拍手のうちに公演を閉じました。