3月13日のつどいのお知らせを
2年前の地域医療連続講座「夢プロ」の参加者にはがきで出しました。
何名かの方からお電話やおはがきをいただきました。
ある方は他県の病院にお勤めなのですが、
この地域でもいくつかの公立病院が立ち行かなくなり、民営化されたとのことです。
行政や病院が、市民との対話を模索しているようですが、
市民からの運動でないためになかなかうまくいかない
とおはがきで伝えてくださいました。
「市民は病気になったときだけ病院を思い出すようで、それほどわが身のことと感じていないようです。」
とありました。
病気になったとき、患者と医療者の間には、どうしても「対等」な関係を築くことが難しいです。
緊急事態だし、お互いにいろんな意味で構えてしまうから。
病気じゃないときに、市民と医療者とが出会い、お互いのことを理解することがとても必要だと最近思います。
リラックスして、腹を割って話し合う。
これしかないんじゃないかな、と思います。
私たちの地域でも、今、政治が医療をテーマに動いているためか、
どうしても市民と行政のコミュニケーション(不十分ではありますが)ばかりが目立ちます。
こういうときこそ、市民は医療者の声に耳を傾けなくてはならないし、
医療者は、この地域の医療問題の本質は何なのかを
わかりやすい言葉で説明していかなくてはならないと思います。
明日は、そのためのつどい。
3時間は短いですが、充実したものにしていきたいなと思います。

1