セッション3:スタジオC;適正な医師配置の実現に向けて
1.休憩時間中に、外口さんが、医療再建について厚生労働省としては自分の所管業務に限定され、総務省や文科省には口を出すことができないと話されていました。
この点には小生も全く同感で、事前に担当ディレクターに伝え、是非発言してほしいと
要請された最も重要な発言、
「今日、最も重要なことは、医療再建に政府が取り組むのにあたって、たとえばITの医療分野での国家戦略は厚労省・総務省・経産省の3省を組織横断的に束ねる内閣官房IT戦略本部が担うように、
医療再建については、卒後研修や医療制度を担当する厚労省、卒前教育を担当する文科省、自治体病院を担当する総務省の3省横断的な組織、すなわち医療再生戦略本部を内閣官房に設置することを強く求める」
は、ついに全面カットされた。
2.なお、終盤で、はるちゃんから
「
たとえ医師の偏在が解消されたとしても、医師の絶対数が足りない。医師・患者関係を大切にしていく必要がある。
年賀はがきを1枚買って、日頃お世話になっている医療機関に出しては如何でしょうか?」
との大変貴重なコメントがあったが、全くカットされた。
【大仏開眼】
企画をつくる段階で、どのような考えを持った方がイニシアチブを取っていたのか、
とくに企画立案に際して事前に相談した医療者がどのような方であったかがポイントの様に思われる。
先日も書いたように、この番組は、CMなしで、2時間放映し、全国1000万所帯が視聴すると聞く。民放であれば、一体いくらかかるのか?
今回の企画・制作・編集・放映、はたして全国から受信料を徴収して運営する放送局に身を置くプロの仕事なのだろうか?
(以上、転載終わり)

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