先日開かれたレジデント研修を、薬学部の学生さんが見学されました。
その学生さんの感想文を以下にご紹介します。
(学生さんを指導された方のご了解済みです)
今日は、東金病院でのレジデント研修を見学させてもらいました。
まず、「レジデント研修」という言葉もはじめて聞き、実際にどのようなことが行われているかもあまりわからない状態でした。
実際に見て、まず病院長がアクションを起こしている事に驚きました。
失礼かもしれませんが、僕の中で病院長というのは自らは動かず指示を出すのみと言うイメージがありました。
長が地域のことを考え行動することは、関与しているすべての人にとって相当モチベーションが上がるだろうと思いました。
ほかの病院においては、このように病院長自ら活動を行っているところは多いのでしょうか。
また、NPOの方々の研修に対する姿勢にも驚きました。
医療に対し関心を持っていても実際に行動に移すことは勇気のいることだと思ったからです。
もし、自分が医療にかかわる学問を専攻していなかったら、自分や家族が病気にかかったときだけ深刻になり、継続して医療について考えていくことは無いだろうと思います。
行動に起こすなんてなおさらです。
さらに、医療従事者が一般の方に評価してもらい数値として結果が出てくるという事は、評価される側のスキル向上はもちろん、評価する側の評価という行為が医療従事者の考えや気持ちについて考えることができる数少ない機会になるように思いました。
双方において良い効果がある場だと、見学させてもらい感じました。
(以上)
感想、ありがとうございます。
相手の身になって考える。
今、一番大切なことかもしれませんね。

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