いつもいっている教会に、今日はたまたま病院で理学療法士をしている人が来たので、病院の状況についてお話を伺いました。
医師の不足について、解決策としては
若手のドクターが魅力を感じるような、研修プログラムや指導医がいること
これはもう、20代から30代の医療スタッフの方々が異口同音に言うことですね。
もう一つ、以前にも聞いたお話だったのですが、
今はドクターの半数は女性であるということ。
女性であるということは、その中には将来結婚をして、子供を生んで育てたいと思っている方もいるわけです。
そういったライフステージを考えたときに、ある時期は仕事に100パーセントの時間と力を注ぐことができないわけです。
そういう人たちのことを考えた上で、それでも「医師は足りている」というのでしょうか?
単なる数ではなく、いろいろな意味でゆとりを持ったライフプランが立てられるような配慮が必要だと改めて思いました。
そうでなくても、これから少子化のなかで、あらゆる職業で人材不足が起こるわけです。
あらゆる職場で、女性にもっと働いてほしいという状況になるはずです。
女性が働くことが、子育てを犠牲にすることになっては、
その国は立ち行かなくなるでしょう。
少子化は、このままだと子育てと仕事の両立が難しい立場にある女性たちが「それならば私は仕事を取る」と決めた結果なのではと思います。
ドクターの声、女医さんの声。
いろいろなところから聞こえてくるといいですね。

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