そして講演の中で、「わたしの夢かるた」をご紹介しました。
広い会場に、丸いテーブルが9つあって、
そこに7,8名の方々が着席しているという
結婚披露宴会場のような環境です。
そこでかるたをどうやってするか。
最初は
各テーブルにかるたの絵札を1セットずつ並べることを考えたのですが
それだと販売用のカルタを使わなくてはならないので
まずいだろう、と。
そこで
1セットのカルタの絵札をテーブルの数に分けました。
時間の都合、読み札は10枚程度に厳選しました。
(今回同行してくれた野村さんの、この時のアドバイスは的確で、
さすがだと思いました。
彼は別の場所で、一般の方にカルタの説明をして、
数千円のかるたを2セット販売した実績の持ち主です。
一般の人が講演に来て、
お財布を開いて数千円のカルタを買うって、
なかなかないことだと思いません?)
話がそれましたが、
読む予定の絵札を
なるべくすべてのテーブルで取ることができるように
ばらけさせて絵札を配ります。
ルールはいつもの通り、
絵札を取った人が、札の裏の解説を読み
聞いている人は、終わったら拍手をしました。
藤本は読み札を読み上げ、
絵札を取った人の所にマイクをもって駆けつけ
解説を読んでいただく。

運動靴を用意すればよかった、と思いましたが
なかなかいい運動でした。
こんな感じで繰り返しました。
この方法だと、70名でもカルタ1セットで遊べます(笑)
そして、各テーブルに1セットずつ並べるよりも、一体感が出ますね。
汗かきましたが、後半の講演
そして、質疑応答の時間を使って
皆さんだったら、このカルタをどのように使いますか?
とアイディアを募集しました。
かるたにちなんだぬりえを創る
すごろくにして遊ぶ
など、いろんなアイディアをいただきました。
持ってきた販売用のカルタは9セット中8セットが売れ、
皆さんのご厚意に胸が熱くなりました。
8年前にこちらにお招きをいただいて
地域医療を育てる会の活動についてお話をさせていただき、
たくさんの方が集う場が生まれ
そこにまたお招きをいただく。
懇親会では素敵な花束をいただきましたが、
私の方こそ、皆さんにありがとうと言いたい気持ちでいっぱいでした。
浜松医科大学地域医療学講座の山岡泰治先生は
ご専門が社会工学なのだそうです。
私はてっきり、医学系の先生かと思っていましたが、
地域づくり、まちづくりのシステム構築の専門家が
地域医療を守り育てる活動を支えていくという形も、
とても素敵だなと思いました。
千葉県では、どんな形ができるのかな。
そんな宿題もいただきました。

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