大網の大里綜合管理株式会社さんの社屋を会場に
健康まつり
がありました。
医療機関や行政が主催している健康イベントと違って
歪みチェッカー、ヨガ、エアロビクス、気功、足もみ、フェイシャルマッサージ、カウンセリング…
と、心と体に良いことをいろいろ体験できるイベントでした。
実行委員長の加賀谷先生(千葉県立循環器病センター内科医師)の挨拶で
健康ってなんだ?
というお話から入り、
医療は、具合が悪くなった人を正常に近づける
皆さんは、具合が悪くならないように予防をする
役割分担がある、とおっしゃっていました。
地域医療を育てる会は
かるたコーナーを作り、
和室のテーブルのような、背の低いテーブルに絵札を並べました。
どのコーナーも盛況で、並んで順番を待っている人たちがたくさんいました。
その、待っている人が私たちのお客さん(笑)。
順番が来る間、かるたで時間をつぶしてもらいました。
カルタを取りながら、札の裏の解説を読んでいきます。
解説から、いろいろな話が膨らみます。
例えば、
「老後の備え」にちなんだ札を取った後
「皆さんは、老後の備えって、何かしていますか?」
と話を向けたら
ある男性が「料理を覚えています」と。
聞けば、月に1回ある男の料理教室を三カ所掛け持ちして
月に3回は料理をしているのだそうです。
3回は、自分が作った料理を持ち帰って、奥さんにも食べていただくとか。
「もっとやってくれてもいいのよ」と言う奥さんに
「いや、仕事を取っちゃ悪いからさ」と笑顔で答えていました。
同じ場にいた、お料理なんてやったことのない男性も、
男の料理教室の話を聴いて、ちょっと心が動いたようです。
「地域包括支援センター」の札では、
「こういう相談場所、どこにでもあるんですか?」と言う質問が出たので
その場でお住まいを聞いて、スマホで近くの地域包括支援センターを調べました。
質問をした方は、「今度行ってみようかしら」と、住所を確かめていました。
こんな風に、かるたをしながら、読み札の読み手がちょっと参加者に話題を提供するのもいいな、と思います。
名付けて、
カルタファシリテーター
今までは、かるたと言うと
産業祭や小学校でのイベントなどに出展していて
まわりの音や、人の出入りが気になる場所でした。
今回はじっくり話ができるような環境だったので
カルタファシリテーターも気持ちよくおしゃべりを楽しむことが出来ました。
カルタの楽しみ方を、ミニレクチャーの中でもご紹介しました。
たくさんの人たちの笑顔に出会えた一日でした。
本当は参加者の皆さんの表情をアップしたいところですが、それは無理なので
このスタッフの充実した表情からご想像ください。

(歪みチェッカー、健康相談、かるたコーナーのスタッフです)

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