病院からのプレゼント
と題して、クローバー80号を準備しています。
昨年末に病院で行われたクリスマスコンサートの記事です。
一つは今回20回目を迎えるさんむ医療センターのクリスマスコンサート
もう一つは今回が1回目の東千葉メディカルセンターのクリスマスコンサート
二つの医療機関を取材させていただきました。
病院はもともと医療を提供するところで
コンサートや病院祭りのようなイベントは
オプションのような位置づけだと思っています。
多忙を極める医療機関の方々が、このようなオプションを開催することは
私達住民・患者からするととてもありがたいと思う反面、
医療機関にとってこうしたイベントを開催することのメリットってなんだろう
私はそんな素朴な疑問を感じていました。
詳しいことは出来上がった記事を見ていただくとして、
私が二つの医療機関を取材して感じたことは、
医療現場のスタッフも含め、そこに係る人たちが
みんな、自分の役割+αの、αの部分を大切にしているのだということでした。
そして、αの部分を大切にすることで、
やっぱりプラスアルファの得る物があるのだということです。
クリスマスシーズンにふさわしい、プレゼント、贈り物、ということですね。
ちょっと話はそれますが、今、いろいろな団体・組織での人手不足が深刻になっています。
ぎりぎりで回っているところでは、世代間のギャップも感じます。
端的に言うと、今の中堅から若年の人たちは、それ以上の世代の3倍くらい忙しいんです。
そのことを、上の世代の人たちが理解している組織と、そうでない組織では、
今後はっきりと明暗が分かれてくると思うんです。
20年間コンサートを続けてきたさんむ医療センターでは、
その20年の中でいろいろな紆余曲折がありました。
大切にしたいものを確認しつつ、状況に応じていろいろな工夫や変化をしてきたことがわかります。
新しい年を迎え、これからの時代には、ますます柔軟性が求められるのだろうと思いました。

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