3月6日に東金市で開く「くらしの講演会」
今年は基調講演の間に分科会をします
基調講演、分科会(お茶飲み話)、基調講演
と、サンドイッチのプログラム構成です。
講演会のテーマは「フードデザート(食の砂漠)問題」です。
12月5日に発行したクローバー74号は、
この基調講演をしてくださる中野智紀先生にインタビューをして記事を書きました。
もちろん、クローバーの記事と講演会のテーマはリンクしています。
どんなことを話すのかな?
フードデザート問題って?
という方は、
クローバー74号をご覧くださいね。
そして、今日は
スーパーマーケットの地図作りをしました!
共催する東金市社会福祉協議会さんに出かけて行って
社協の職員さんと共同制作です。
東金市内には大きなスーパーマーケットがいくつかあるので、
スーパーマーケットを中心にして、おおよそ半径2キロのエリアを7つ決めて、地図を作りました。
半径2キロというのは、大体自転車で往復出来る距離ということで決めました。
社協さんにある拡大印刷機のおかげできれいな大きな地図をプリントすることが出来ました!
講演会当日は、参加者にこのエリアごとにグループを作ってもらって、
おしゃべりをする時間を取ります。
「お茶飲み話」のような感じで
「いつもどこで買い物してる?」
「自力で買い物に行かれなくなったらどうする?」
といった話をしたいと思っています。
そしてもう1種類、東金市内全域の地図に、そのスーパーマーケットと円を描いたものも作りましたよ。
まずは、スーパーの所在地をタブレット端末で確認しながら地図に印をつけます。
そこにシールで目印をつけます。
小さなシールにマジックで色を塗って、ピンセットで貼っていきました。
円を描くための型紙を切っているところです。
シールを中心にして、型紙を置いて円を描き、
電車の線路と、幹線道路に色を塗りました。
こうして図にしてみると、近くにお店がたくさんある地域
自転車ではスーパーマーケットに行けない地域
が視覚的にとらえられます。
今は車が運転できても、運転できなくなったらどうする?
今は車で行けるところにスーパーがあるけれど、そこが閉店したらどうする?
安いところを探して遠くのスーパーに行っているうちに、近くのスーパーがなくなってしまったら、
自分が歳を取ったときに買い物に行けなくなるかも!
そんなことを地図を見ながらイメージできたらいいなあと思います。
1月には、バスの路線図など、スーパーへのアクセスに関する資料も持ち寄って
くらしの講演会の事前学習を深めていきます。
準備は大変ですが、みんなでやると楽しいし、
作業をしながらいろいろなことに気が付くので、とっても勉強になりました。

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