一昨日から3日間、山口県柳井市に行ってきました。
「新幹線でも行けるよ」とのお声もありましたが、
東金駅⇒大網駅⇒リムジンで羽田⇒広島⇒リムジンで広島駅⇒柳井駅
というルートで8時間ほどの行程でした。
途中で、広島の平和記念公園と原爆ドームに立ち寄り
(資料館は閉館時間になってしまって入れず・・)
柳井駅へ。
講演の当日はとても良いお天気で、暖かな日でした。
柳井には、白壁通りという古い町並みがありまして
そこで撮影した面白い写真を紹介しますね。

こちらは、文房具屋さん
中に入ると

たくさんの金魚たちがお出迎え!?
ノートです。こちらでは、「金魚ちょうちん」が有名で、そのお顔をノートにしたものです。
かわいいでしょ?

不思議な立て看板。
カニが横切るところを見てみたいなあ
そしてこちらは地域医療の市民公開講座の看板。
会場には大勢の方がいらしてくださいました。
藤本は基調講演で、50分ほどお話をさせていただきました。
そのあとのシンポジウムではこの地域の基幹病院の周東総合病院の先生方が、各科の患者さんの様子や、今どんな医療を提供しているかをお話しされました。
病院で提供できる医療と、診療所で提供できる医療を、それぞれの診療科ごとにお話しされ
診療所でカバーできる症状については、まず診療所を受診してほしい
とお話がありました。
医師会の弘田直樹副会長が、休日夜間診療所のことをおはなしするときに
「とにかく、まずかかってください、コンビニ受診でもいいから、この時間帯にまずこちらへ」
と繰り返していらっしゃいました。
コンビニ受診を控えましょう!という言葉。
これは取り扱いが難しい言葉ですね。
最近、この言葉の持ついろいろな意味を考えると、安易に使えないなあと私は思います。
一歩間違えると患者の誤った自己判断で、手遅れの状態になりかねないからです。
やはり専門家の判断が必要な領域なのでは?という会場からの意見も出ていました。
閉会の時に、守田知明院長が
近いうちに、住民と医療・行政の対話の機会を作りたい
とおっしゃっていました。
この地域では、もう長いこと、医療者による医療講座を開いてきたそうです。
毎回、熱心な住民がたくさん集まっているとのこと。
これからは、聞き手だった住民がプレーヤーとなって、二人三脚(三人四脚?もっとかな?)の地域医療づくりを始めるようですよ。

4