講演の演者だけではなく、最近はシンポジウムの企画の相談や
ワークショップの依頼を受けるようになりました。
しみじみ感じることは、
現地の人集めは、主催者にしかできない
という、当たり前といえば当たり前のことです。
ある地域で講演をして
「次回は是非、ワークショップを」とお声をかけていただきました。
そのことは光栄なのですが
実際のテーマは
地元の人たちが何を知りたいのか、何に困っているのか
から出発することになります。
いかがですか?とお尋ねしたところ
私が講演をした時の、アンケートが送られてきました。
「ワークショップのテーマのご参考になれば幸いです」と。。。
主催者側の問題意識はどこに?
と思いつつも
アンケートを読みました。
一般の方の感想として
なかなか医療現場の方のお話を聞く機会がない
自分たちの活動をもっとPRしていかなくてはならない
といった感想が多かったので
それなら、情報紙づくりのワークショップをしよう
と思いました。
地元の医療機関や、行政関係者のほうから
簡単なプレゼンをしてもらって
そこからグループに分かれて情報紙を作ります。
それぞれのグループで、
一般の人と、医療職・行政職の方が会話をしながら作業をしていく
そんなイメージで
主催者にお願いしました
「地元の医療者で、5分程度のプレゼンをしてくれる方を探してほしい」
と。
そうしたら、医療者への声掛けはかなりハードルが高かったようで
無理かもしれない
というお返事が返ってきました。
う〜〜ん。。。
そこの地域は住民活動が結構活発で
次のステップは専門職との交流・対話だと思うのですが
それを外して
では何のテーマでワークショップをしたらいいの?
と考えた時に
ネタが、ない。
自分の経験不足もあるのでしょうが
地元の専門職がこの場に足を運んでくれなかったら、何をしたらいいんだろう!?
と今、悩んでいます。。。
地域医療を支える専門家として、医療者、保健師、救急隊なども視野に入れてお声をかけてください、とお願いしていますが
さて、ワークショップ、実現するかなあ?

2