東金市内にある城西国際大学薬学部では、
5年生が地域の医療機関や薬局に出向いて11週間の実務実習を行います。
「白衣授与式」と言う、壮行会が行われ
来賓としてお招きをいただきましたので行ってきました。
大学の水田記念ホールに行くと、
黒いスーツに身を包んだ学生さんたちがたくさんいました。
来賓の方々は私を含め4名いました。
それぞれ、これから社会に出て行く学生さんたちに
お祝いと
激励のメッセージを送っていました。
私もほんの少しだけお話をさせていただきましたが、
学生さんたちの真剣なまなざし。。。
とても素敵でした。
以前、NHKのディレクターさんから聞いたお話ですが
「プロフェッショナルのプロフェッショナルたるゆえんは、
当たり前のことを、手を抜かずにやること」
と言うお話をしました。
ケーキのパティシエのお話だったのですが、
ケーキの材料にする果物を、傷の有無、熟し方を一つ一つチェックして
少しでも材料に向かないものは使わない。傷はきちんと取る。
氷水に手をつけて、冷たい手でする作業は、
真冬であってもやはり氷水に手を浸す。
そうやってできたケーキは、
同じ材料を使っているほかのお店のケーキと
一味違うのだそうです。
薬剤師さんのお仕事の仕方で薬の味が違う、と言う話は聞いたことがありませんが、
薬の効き方には違いが出ると私は思います。
当たり前のことを、手を抜かずにやる
私自身にも言い聞かせつつ、お話をさせていただきました。
6年生(実務実習経験者)の先輩からの激励ビデオもとても良かったです。
11週間後に、皆さんがどのように成長されるのでしょうね。
報告会のようなものがあるなら、また聞いてみたいなあと思いました。

1