3月にカトマンズで開催された、国際雪氷学会(IGS)の、特集号「Annals of Glaciology: Glaciology in high-mountain Asia」の論文が
順次公開されはじめました。
雪氷研究室からは、プンツォのガンジュラ氷河の論文が投稿されていて、先日改稿を送ったところです。「責任著者は任せて!」というので任せたら、フィールド調査やらHDDのクラッシュやらで、結局最後まで全部はできませんでした。
「困ったらいつでも言いな!ギリギリでいってくるのはダメだぞ!」と何回も繰り返したのに、二回目のフィールド調査へ何も言わずに旅立ってしまいました。もうね、
激おこぷんぷんまる!ってやつですよ。
学生さんへの教訓も込めて繰り返しますが、
スケジュールやらデータ管理やらを全うするのが責任著者!
図表のデータと描画スクリプトは、他の人が同じ絵を作れるように整理整頓して、共著者とシェアすること!
もう今回はデータの掘り返しから全部やり直してヘトヘト。帰国直前のバタバタで油断してた。
この辺は日本にいればちゃんと最後まで尻を叩きつつつきあえたのですが、ブータンに戻ったらお役所仕事が山ほどあって、ずるずると先送りし待ったようです。
とはいえ、修士論文を仕上げた直後のこのタイミングで出版できれば上出来でしょう。まだ受理はされてないのでドキドキですが。

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