本日6時半起床。
9時半、建設業協会で現在栃木県議会議員選挙に立候補を表明されておられる3名の予定者の方をお招きして、10時より30分ずつ順に政策をお聞きした。現役の議員さん2名と新人の方のお話だった。
流石に現職の2人の先生のお話には、共に2期8年間県政発展のために苦労を重ねて実績を積まれてきただけに、かなりの説得力があった。
お話の中で、特に勉強になったのは、佐野市の様々な栃木県における位置付け、例えば人口・面積・予算・学校数等が概ね
5〜6%であるということであった。
その中である議員の懸案として、製造品出荷額が栃木県8兆411億円に対し、佐野市3433億円で4.26%と
5%に満たないということに問題があると言われていた。特に中小零細企業への産業振興策として、田沼IC 周辺の工業用地開発の必要性についてはとても説得力があった。
ライフラインの基盤として、佐野市を縦断する道路幹線網の整備についても全く私と同意見で我が意を得たりの感があった。現況の国道293号線1本のみの動脈道からの脱却を図り、東西夫々の幹線新設が必至である。
新市合併後の面的なインフラ整備に関しては、未だに何ら実施されていない。それは未だ新市のグランドデザインが描かれておらず、総合(基本)計画が決定されていないことに全て起因するようだ。行政に計画立案能力が無いことが大きな要因である。
行政マンの怠慢のみならず、正しい倫理観と先見性と卓越した実行力を有する市会議員の方が極端に少ない事が問題なのである。延いては残念ながら市民力が欠如していると言わざるを得ない。
14時半、着工した河川工事の現場へ行き構造物の位置や施工方法について現場代理人へ指示を行った。久し振りの河川工事が新鮮である。
20時、夕食、娘に無理矢理熱燗を注がせて晩酌。
23時半、寝床へ入り日経コンストラクションを読んだ後、午前1時就寝。

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