本日6時半起床。唐沢山神社参詣はお休み。
12時前、昼食はお袋さん特製チャーハン+けんちん汁↓。
13時半、鹿沼市のニューサンピア栃木にて、栃木県建設業協会主催の「全社体制で臨むコストダウン経営に関する集団相談会」という講習会に参加した。
2社のコンサルティング会社の方が講演された。最初の講師のお話が勉強になったので、それを下記にまとめる。
●社長が会社の業績を数字で説明できるか?
●営業利益 = 完成工事高 − 工事原価 − 一般管理費 − 共通原価(共通経費)
共通原価とは、各現場に振れない共通に掛かる原価で、閑散期等に現場配置できない人件費、保有機械の減価償却費、不落工事の積算費、旅費等の経費等を言う。
●現場の実行予算を組む場合は、基準実行率を定めるのではなく、各現場粗利額の累計を、全社的な粗利の達成目標額とする。
●建設業は原価率が高いので、固定費から変動費まですべての原価が削減対象となる。
●受注営業時→受注直後→施工中→清算時、といった工程別に実行予算を作成して行き、粗利の推移を認識・管理・改善推進する。赤字になったのは営業部門・施工部門等のどの段階なのか?要因、時期を認識することで収益の改善に繋がる。
●部門別目標を設定することで、責任と権限が明確化する。社内の重要課題を明確化、共有化することで、改善のベクトルを合わせることができる。
●新規事業は、新たに会社を立ち上げるのと同じこと。目標達成の目安としては、3期目営業黒字、5期目累損解消。社員の雇用の受け皿という発想では成功しない。
●4・5月といった年度当初の公共事業閑散期は、農業の繁忙期であり、農家や農業法人への部分請負、労務請負も考えられる。
●生き残る建設会社とは?
・やっぱり経営者次第。
・依存体質から自立体質への変換。
・経営環境の変化に進化できるかどうか。
・本物の経営が求められている。
・結局のところ、
銀行が残すと判断した会社が残る?
16時半前、二人目の講師の方は、お話が上手だったが、自分の講釈に酔いしれて本論に入れず、無駄に時間を浪費していたので、残念ながら約束があるために中座した。
17時半前、帰社した後、A銀行のHさんが来社され、工事引き当てによる運転資金の調達を契約した。どうやら今のところ、
A銀行さんは弊社を残すと判断しているようだ。
Hさんと歓談している内に、Hさんが、私の長男・次男と同じ、明治大学の政経学部卒であることが分かり、一気にこれまで以上に親近感を覚えて、ご自身の就活などの経験談で盛り上がった。
これも貴重なご縁だと感じた。ビジネスだけでなく、子どもの育成といったプライベートについてもご指導いただくことになった。
22時、“坂の上の雲(七)”に入りこみ過ぎて、一気に完読。リーダーによって、これほどまでに組織の運命が異なっていくのかと、身に詰まされた。
午前2時、ようやく就寝。

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