鮎取り今日は年に一度の職先さんとの鮎取りです、職先には鮎についてはプロ並みの方がいらっしゃいます。落ち鮎といって、鮎が産卵期を迎えると、川を下る準備に入ります、メスは玉子を抱き、オスたちはその雌に寄り添います(集団で)。体調20センチ程の立派な鮎を、一網打尽にするわけですから、しかし鮎も子孫残す為に必死、人間との知恵比べ、この時期まで友釣りの危険から逃れた鮎ですから、人影・物音には敏感、深みの石の影に入り込みます、網で周りをふさぎ、渦巻き状で網を入れます。120匹程採りました。香魚と言われるほどに、天然の鮎はコケを食んで育ちますから、良いにおいの、美味しい鮎です。
日頃、工場の薄暗い中での仕事から解放され、職先の5名で、鮎の塩焼き・バーベキュウで楽しみました。少し残酷な鮎取りですが、平安の時代から、人々に楽しみ,食されてきた伝統の漁です。

0