新型コロナウイルス感染は留まるところを知らず、非常事態宣言は延長。感染リスクはもちろんですが、その影響も深刻です。移動が制限されているので、新幹線をはじめ、列車に乗る人は激減。そうなると、鉄道会社のみならず、その関連事業にも大打撃です。その一つが駅弁。老舗のお店と言えども大ピンチです。
三重県の松阪駅前などで「松阪牛」のお弁当を販売している新竹商店。何年か前に、南紀から名古屋まで乗った特急の車内販売やJR名松線が復活して、その取材帰りに松阪から乗った近鉄特急でも「元祖牛肉弁当」のお世話になりました。
その「新竹商店」の窮状が伝わってきて、facebook では何人もの「友達」が通販で駅弁を購入したとのこと。では、私も、ということでネット経由で注文しました。外食もできず、せいぜいが近所のお店のテイクアウトのみ。気分転換にも持ってこい、鉄道旅行もご無沙汰していますので、自宅で駅弁を食べてちょっぴり旅気分を味わうのも一興かなと考えたのです。
どうせなら少しでも多く注文ということで近所に住んでいるさくらこさんの母(義母)にも声をかけ、4人前をオーダーしましたら、数日後の指定日のお昼前に宅配便で届きました。
「ななめ禁止」という表示は初めて見ました。それもそのはず、新竹商店オリジナルなのです。
箱を開けると駅弁が4つ入っていました。

さっそく2つは、さくらこさんが義母宅に届けました。本当なら、ご一緒して賑やかに食事会と行きたいところですが、今はできません。

箱の中には、お弁当のほか、お礼のお土産まで入っていました。恐縮です。JR名松線の写真集は嬉しい冊子です(4000円以上の注文で配布だそうです)。

手書きのお礼状は、松阪を走る快速「みえ」の写真に書かれていました。あら竹オリジナル・キャラクターのモー太郎のイラストとともにユニークであるとともに、読んでいて心温まるものでした。
そして、この日の夕飯として駅弁をいただきました。今回は、ちょっと趣向を変えて、ほかほか加熱式の駅弁にしてみました。
大変おいしい駅弁ですが、欲を言えば、列車の揺れを感じ、車窓を眺めながら食べたかった・・・。早く終息して、伊勢志摩や南紀に出かけたいですね。
新竹商店さんの注文サイトは、
こちら。


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