1990年夏のヨーロッパ旅行、デジタルアーカイブス、シリーズ第6弾
リューベックに連泊し、近郊の町々を取材してまわりました。「地球の歩き方」編集部からエリカ街道の観光スポットを取材するよう依頼されていたのでした。リューベックもエリカ街道の街のひとつです。
リューベック中央駅を出て東へ進むと、町のシンボルであるホルステン門がありました。

門をくぐり、トラーヴェ川を渡ると旧市街です。

リューベックは作家トーマス・マンの故郷で、長編小説「ブッデンブローク家の人々」の舞台ともなった生家がブッデンブロークハウスとして記念館になっていました。写真の白い家です。

教会の写真などは編集部に渡してしまったのか手元に残っていませんでした。もっとも、後年、2005年に「列車で巡るドイツ一周世界遺産の旅」(角川書店)の取材でリューベックを再訪し、そのときの写真が多数ありますので、それは本でご覧いただくか、そのうち2005年のフィルムをデジタル化した時にお目にかけます。
なぜか、トラーヴェ運河とトラーヴェ川を周遊する観光船の乗り場の写真が発掘されました。

この船に乗った記憶はなく、たぶん街歩きしていてスナップしたものだと思います。

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