来春のパスモ導入に伴い、PASMO電子マネーのサービスを開始するという記事が昨日、関東大手私鉄各社のHPに掲載されました。小田急・京急・西武・東急・東京メトロ・東京都交通局・東武の各社で導入ということですが、京王・相鉄は含まれていません。
suica電子マネーと同じフォーマットを使っているとのことで、2007年3月の開始時から、利用者は多いでしょう。自社の路線の売店や駅構内の店舗などでスタートするのですが、沿線の店舗などに利用範囲が広がれば、電子マネーとしての価値もあがりますね。
今までsuica・イオカードとパスネットは使い分けが必要でしたが、共通使用可能とのことで、JRと東京メトロ千代田線・東西線を直通利用する場合に一枚で済むことになります。ただ気になるのが、パスネット単独よりも複雑な経路が発生するでしょうから、最短経路での計算によって、会社によって得失があるということですね。
今までもたとえば津田沼から東西線経由で中野まで行った場合にも総武・中央線経由と、総武・メトロ東西線経由などが考えられましたが、このようなケースが多く出てきそうです。パスネットでは4社まではノーラッチで乗車しても出場できましたが、共通化によって、何社まで対応可能になるか?
たとえば、三鷹台から井の頭線で下北沢、小田急線に乗り換えて代々木上原、千代田線で表参道、半蔵門線経由で東武線曳舟まわりで東武線から久喜でJRに乗り換えて行ったら。。
なんてのはややこしすぎるけど、現実的に新百合ヶ丘から松戸みたいに乗車したら千代田線経由で計算してくれるのかなぁ?北千住〜綾瀬間の扱いなども気になるところです。
やはり他社線でのノーラッチ乗換えが可能な駅が気になるところですね。

0