2か月前くらいからこつこつとバギー(らしきもの)を作ってきました。
ようやく動ける形になってきましたので発表します。(でも写真は後日。)
ここまでけっこう大変でした。
車体サイズの決定に始まり、サス構造の検討、アームの長さ、ライダーの乗車位置、パーツの選定など、試行錯誤でやってきましたのでね。
コンセプトは
「とりあえず最初に乗ってみる乗り物」
「ダートをガンガンとはいかなくても、とことこと散歩できるもの」
「部品はホームセンターで入手可能なもの」
そんなことから構造材は"イレクターパイプ"を選択。直径28mmのパイプをさまざまなジョイントでつないでいきます。サスの回転部分は接着しなければ回転してくれるのでベアリングなどいっさいなし。接着すればひとが乗る程度の強度は十分にあります。
ハンドルはMTBのものを使用。いずれ取り付けるブレーキはディスクブレーキとなるでしょう。レバーの固定を考えるとMTBのハンドルを利用するのが最善です。
ステアリングシステムは長さ調整可能なねじ金具(本来は建物の斜め引っぱり材)を使用。対ロッドをイレクターで作るとジョイント部分で大きくなりいろいろと問題が出たのでやめました。
サスは前後ともWウィッシュボーン構造。フロントから作り始めましたが大きさもよくわからないし、不等長なんてやるとわけわからんしということで最初は上下等長にしました。それを参考にリアはわりとスムーズに製作。その後フロントはステアリングするときに問題が出たので作り直し。フロントサスのバージョン2は欲をかいて上下不等長、キャスターも付けました。そしたら今度はとてもステアリングが重く、ハンドルがきれない。orz
思い原因はステアリングすると車体を持ち上げる動作が働くこと。(図をかくと分かります。)
パワステにするわけにもいかないので、複雑なシステムをつくるより、とにかく前に進むものを作ろうと思い切り、ごく簡単な構造にリセットしました。
今日は最後の接着をしたので試走できるのは明日以降ですが、なんとかなっているはずです。(^^)まだブレーキもないし、バネも足りていませんけれど、人が乗って誰かに押してもらうと、ハンドルを切って前に進むことのできる乗り物、ができたと思います。
ちなみにホイールは4輪とも一輪車(ネコ車)のタイヤを用意していましたが、すくなくともフロントは26インチのMTBを使用することになります。これはブレーキの取り付け等を考えてのことです。
無事走り出したら次はブレーキの搭載です。