YETI ULTIMATEにディスク台座を取り付けました。
これでディスクブレーキが搭載可能です。
わりとそれっぽくできました。
○材料
・AtoZのディスクアダプター×1
・M5棒ネジ×1
・M5ロングボルト×2
・M5ナット×2
・M5ボルト数本
・L型金具×2
・アルミ板 少々(倉庫に転がっていたL型アングルから切り出し)
・内径4mmのプラスチック棒(倉庫に転がっていたもの)
AtoZのアダプターのみ専用品。あとはコメリで調達。アダプターは定価3,800円。そのほかは全部まとめても500円くらいです。
○工具
・万力、金ノコギリ、電動ドリル、棒ヤスリ等
○製作
AtoZのアダプターは数年前に購入したものの、ポン付けできないため永年放置していました。
しかしネットで検索すると、結構みなさん加工して上手に取り付けをしています。そこで私もやってみようと思った秋の夜。
トルクロッドをカンチブレーキ台座に取り付けるのが一番シンプルな構造です。できればホイールの脱着時にはアダプターの分解をしないで済むようにしたいところです。
まずはアダプターの取り付け角度を確認。その後トルクロッドを製作。トルクロッドというと本格的なものはピロボールとか使うと高価なので、うまくいくかどうか分からない現状では投資できないです。
別にフルサス用のフローティング構造を求めているわけではないので、コメリに行って部品を調達。非常に安価に揃えられました。
L型金具をアダプターに取り付ける位置を決め、M5用の穴を開けます。反対側はカンチブレーキ台座に。アダプター側は若干角度が必要なので万力で曲げて現物合わせ。これで固定できることを確認しました。
アダプターはかなり切ったり削ったりになるので、純正の鉄プレートは切削が大変と判断し、同じ形のものをアルミ板でまずコピー。現物合わせで少しずつフレームにあわせて削ります。もし失敗してもコピーなのでちょっと安心。
アダプターはディスクブレーキ本体をフレームに固定するのが主要な役目。ブレーキの反力による回転はトルクロッドが受け持ちます。一方、カンチ台座を支店、パッド位置が力点とすると、アダプターを回転させる作用点があります。これはアダプターをフレームに挟む力で受け止めるとともに、アルミ板にクイックシャフトを通すことにより固定します。こうすればアダプターがフレームから外れることもなくなります。
このためホイールの脱着はクイックシャフトを外す必要がありますが、あとはごく普通のディスク台座となりました。
○出来上がり
固定はバッチリ。ホイールの脱着も普通です。これでディスクブレーキ化ができました。
完成したところで、せっかくディスク化したけれど、これではテンションディスクが取り付けできないなと気づきましたorz。(テンションディスクのディスク化は現在頓挫していますorz。)
フロントのリンクショックはエラストマーが硬化してしまいほとんど動かなくなりました。さすがにそろそろ引退かなと思っています。次はMag21あたりかな。
○おまけ
ULTIMATE、シートポストが固着していました(涙)。さてどうしようかな。