雨が心配されたものの、曇天の中、無事開催されました。
DASTYのメンバーは揃ってぐっつら3時間クラスにソロエントリー。
各自の目標に向かって走りつづけました。
○準備
前日から天気を予想。マイ予報は曇りときどき雨。ウエットコンディションを考え、準備をしました。
・タイヤ
フロントはミシュランXCR Dryのニュータイヤ。基本的に天気はくもり基調のはずなので、路面はよいはず、と考えて、できるだけ転がりの軽いタイヤをチョイス。装着していたXCR ATはすでに2年使っているので、コンパウンドも劣化しており、あまりグリップは期待できません。ニュータイヤならコンパウンドのグリップも期待できるでしょう。もともとそれほどグリップが必要なコースではないので、雨になったとしても問題ないでしょう。泥つきも少ないですし。
・泥よけ
フロントは顔に泥が飛んでこないよう、フォークブレース部にゴムシートをとりつけました。リアはフェンダーを持参し、必要になったら取りつけます。
・補給
ドリンクはエネルゲンを用意。補給はパワージェルをメインに、サブにバナナ、パンを用意。
○最初の1時間(飛ばしすぎていた)
スタートループ700mは舗装路の緩い登り。ここは抑えました。いつもの八方台とかの調子なら、アウターで立ち漕ぎして(笑)、まいんまいんと飛ばしたかも。今回はコースもよく知らない舗装路(この区間は試走せず)ですし、長い3時間をマイペースで走るつもりだったので、すぐにマイペースにしました。10番手くらいで周回コースにイン。
コースに入ると、アランさんが速いペースで先頭グループについていきます。
「???(おいおい、話が違うんじゃないか?)」と思いながらも、なぜか追従。それこそ自分自身が予定外(笑)。その後6周程度はつかず離れずのランデブー。
しばらくするとエベッティーニさんがピットで停止しているのを目撃。トラブル? リタイア? それを見たアランさんは、「(ソロ)上位はあと2名くらいしかいないからペースを落とすか。」と。
全然落ちてなかったですけどね(涙)。
「そろそろ1時間になるなぁ」という頃、ぼちぼち早めの補給を摂りたかったのでピットエリアをちらりとみると、誰もいないorz。最初の1時間くらいは居てくれって言ったのに(涙)。そんな感じで4周くらい走りましたが、まったく気配がないのでたまらずピットイン。パンをかじって再出発。
○次の1時間(体力が落ちてきていた)
踏み込むペダリングだと後半疲れるだろうと考え、回転重視で周回していたものの、次第に疲れがたまってきました。とくに体力が少なくなっているのがわかり、パンをかじりました。
そのうちピットに妻の姿が見えるようになってきたので、周回ごとにパワージェル、バナナ、ドリンクと次々と補給を頼みます。
この頃には先頭にラップされました。実力差があるのでやむなしです。しかしこのままズルズルとハンガーノックで倒れるつもりはなく、せめて体力は維持して走り続けたいところ。今回の私のテーマですからね。
後半には足が攣りぎみになってきました。長い登りの砂利道のあとの、芝生の登りで太ももがピキピキと辛いです。アランさんが序盤で、「このあたりが後半辛くなるだろう」と言っていましたが、まったくそのとおりになりました。砂利の長い登りで消耗したところに、さらに芝生の重さが上乗せ、という感じです。
毎周回、ふとももがピクピクと痙攣しているのが分かります。足を止めると固まってしまうでしょう。ペダリングで屈伸を続けているからなんとか動いているという程度。しかしこれもあまり無理を続けると肉離れを起こすでしょう。さてどうしたものか。
ドリンクを多く摂り回復を期待しますが、なかなか良くはなりません。筋肉は一度疲れがたまってしまうと、回復は短時間には見込めないんですかね。
せめてリラックスしたいけれど、下りでもわりと踏ん張るし、平らなところは無いしで、足を休めるところが少ないのがこのコース。
痙攣にはカリウムの補給がいいんですが、カリウムの補給にもってこいの干しプルーんは今回持ってきていません。バナナを摂った後は少しは良くなったかな。もうひとつ欲しかった補給としては、やっぱり豆腐ですね。筋肉痛が和らぐんです。
○最後の1時間(疲れきっていた)
苦しいのに心拍は低めを推移。「無理できない」と、体が言っているようです。それでも体力は、徐々に回復の兆しありです。しかし足がもうダメです。どこかでグッと無理な力が働いたら最後、攣ってしまうでしょう。
そう考えていた矢先。
ピット上の短い滑る砂利のセクションで、数名の選手がやや詰まり気味になったので、左にラインを変えたところバランスを崩して失速。そしたら「ピキーーーーン」とあちこち同時多発攣りorz。
痛くて体勢を立て直せずその場で転倒orz。
左ヒラメと両方のふともも前部が硬直(涙)。いててててて。そのまま数分間動けず。深呼吸をして少しずつときほぐし、ようやく復活。たぶん5分〜6分は停止していたと思います。再発しないように細心の注意を払いながら走り出します。.........なんとか走れるみたい。
残り時間はあと20分程度、3-4周くらいか。ここまできたら攣ってしまおうが、とにかく完走を目指したい。回転をゆっくりにしてみようと思い、やや重いギヤを使ってみたりしますが、体力が下支えしてくれずむしろ辛いorz。軽いギヤに戻します。
それでも転倒でストップしていたせいか、攣る傾向はすこしマシになっていて、だましだまし走り続けることができました。最後は無理してたち漕ぎいれたぐらいにして。なんとか無事ゴール。
後半はほかのソロのみなさんも相当ペースが落ちていたので、ガンガン追っかけられれば前に出られたかもですね。まあ体力残っていたらの話ですがorz。
○反省
全力100%に大して何%だったか
・97%くらい?
体力についてはスタートしてからどうこう言ってもしょうがないので議論外。
戦略的には、アランさんに追従したのがミス。無理なくマイペースでよかったはず。それでも足はもたなかったと思うけど。自分の戦略を守れなかったという点で×。
補給的には、全然ダメ。人任せ過ぎ。パワージェルくらいはポケットに入れておけばよかった。バナナもね。あとはカリウムの補給を今後どうするか。豆腐をどうやって調達するか(笑)。
機材的には、100点。トラブルなし。セッティングOK。
周回数は31周(計算上は46.5km)。アランさん、もんちさんは32周なので、その差3%。ということで97点。ストップしていなければ同一周回だったかも。しかしそれらも含めての成績、レース。
○今後は
高強度での連続運転に耐えられるようにしたい。
しかし3時間耐えられるようになってしまうと、Jライダーに復活できてしまう(笑)。