多忙のため備忘録的に箇条書き。
・スムーズに出発できず途方に暮れる
・ラリードライブ
・木島平はいい天気
・コースマップを読んでわかったこと
・当日もいい天気
・控えめの走り
・ゴール
・裏目の作戦と反省
・orz
・スムーズに出発できず途方に暮れる
まずはこれ。
昼食後、さてそろそろ出かけますか、と意気揚々と106に乗ったものの、エンジンかからずorz。キーが回りません。なんで??? と30分ほど途方に暮れた結果、ドナドナということに。素早く代車を連れて駆けつけてくれたオービットさんには本当に感謝です。ありがとうございました。
で、代車はアルト。バイクを積み直すとこんな感じ。(写真は帰りのときのものです。)
ひとり乗りには十分です。
・ラリードライブ
なんとか出発したのが午後3時。
ダンパーがやや緩め、スタビライザが柔らかめの普通ーの軽自動車。高速道もR117もふわりふわりと不安なスタビリティ(笑)。それでも学生時代のような懐かしさを覚えながら、ラリードライブを楽しみました。
ETC割引が使えませんでしたが、普通車で1350円(ETC割)のところを1750円(割引なし)。軽自動車は安いですね。比較的道路も空いていたので5時半には到着しました。受付は兄に頼んでおいたので完了。
・木島平はいい天気
到着すると、すでに日がかげり暗くなっていましたが、天気はとてもよいです。明日はやや雲が出るようですが、雨にはならないでしょう。
・コースマップを読んでわかったこと
宿に行き夕飯前にコースマップをにらみます。もっと前から見ておけば良かったのですが、前半は20kmの登りがあり1000mも標高を上がるのですね。いやいや、平均5%っすか。でもって舗装路。
後半は尾根伝いなのでわりとフラットです。
とりあえずヒルクライムセクションが終わるまでは体力温存という作戦にしました。
・当日もいい天気
スタートは朝6時。5時半頃にスタートエリアに集合します。昨年よりは冷え込んでないな、と思っていたら、夜明けまでにどんどん気温が下がりました。昨年ほどではありませんが、寒かったです。
スタート。山に向かってしばらく走るうちに集団は細長くなり、やがて先頭集団、次の集団、と団子が続くようになりました。私は2番めの集団に位置しています。先頭集団は15名くらいでしょうか。
山に入るととすぐにこんなダートになります。ガレ石の混じるよく締まった路面で、浮き石があちこちにあり、走りにくいです。ラインを探しながら走ります。ていさんが見える位置にいるので、見送るように追従しました。しばらくは姿が見えていました。
6-7kmほどこんな道を登り基調で進むと、今度は舗装された下り基調に。「また登るのだから今は下りたくないなぁ」、と複雑な心境で進みます。すると今度はいきなり登りに。シフトダウンして登りに備えます。
・控えめの走り
5-6%くらいでしょうか。こんな坂が20kmも続くんですねorz。
日差しが出るまでは肌寒く、ベストを着ていましたが、日が射すようになると暖かく、ベストはルーファスに押し込みました。紅葉が始まっているようです。
このあたりになると100m先にもう一人ライダーがいるくらいの、ほとんど一人旅になっていました。ペース配分が難しいです。景色の美しさにのほほんとしているとペースは落ち、後ろから抜かれてしまいそうです。
回転重視で、とにかく脚に疲労をためないよう、それでもなるべく速く走れるよう、集中しました。攻めの走りならギヤ2枚ほど重く、脚を使って走ったでしょう。途中でカーボショッツを補給。結果的に、自分で持って出た補給を摂ったのはこれだけでした。
私のバイクにはメーターが無いので正確な距離は分かりませんが、「20kmくらい走ったかなぁ」という頃、ハーフのスタート地点が見えてきました。フルクラスだと30km地点になります。ここでようやく半分。しかし30km走ったという実感はありませんね。なんでだろー。
ジャイ子さんらの応援を背に、熱いなめこ汁を頂き、ボトルにドリンクを補給してまた走り始めました。
ロスタイムは7分くらいかな。
カヤノ平はとても美しい平原で、立ち止まってしばらく景色を堪能したかったのですが、コースが下り基調、なめこ汁を飲んでいたらどんどん抜かれた、ということで精神的に余裕が無く(笑)、思わずスルーしました。しかしここはとてもいい景色でしたよ。
先ほどのエイドからダートまで10kmはあるはずでしたが、5kmほどで到着。なんか短くない?ここからあと20kmでゴールのはずです。
尾根伝いのアップダウンなルートはけっこう楽しめました。途中舗装になったり、ダートになったり。そのうちダートになるとけっこうな砂利道で、跳ばすとどんどん加速します。ちょうど前後にライダーがいたので追従しますが、そのへんでコントロールがちょっと狂ってきていたのでしょう。
あるライダーを抜いた後、ちょっとペースが速かったです。コースを横切る鉄板の溝きりに後輪がヒット。イヤな感触の直後にプシューーーーーーーーーー、、、orz。
パンクしました。
停止してみると半分ほどは残っていますが、チューブレスタイヤとは言え、このあと15kmもこのまま走るとリムが壊れそうです。ということですぐにチューブを入れることにしました。
ところがチューブレスバルブがかじっており、なかなか抜けてくれません。こんな落とし穴にハマるとは。結局10分ほどロスして復帰。
そのあとは延々と続く砂利の下り道。こんなに長い砂利道の下りは初めてかも。
馬曲温泉の近くになるとコースは昨年の逆走なのでよく覚えています。ハンガーノック気味の中、延々と登った地獄のような杉林を、今日はすいすいと下ります。楽しい。ここは楽しい。
そしてまた砂利道。その後村に入ると舗装路。アウタートップに入るほどの高速下りです。
・ゴール
ゴール付近になると登りかえしなどがありましたが、ゴールは目前、体力の残りはあまり気にする必要はありません。無理をしてでも回りのライダーを引き離し、ゴールに向かいました。
ようやくゴール。
完走タオルをいただき、記念撮影。でもなぜか不完全燃焼な感じ。なんでだろー。
・裏目の作戦と反省
すぐに頭の中でコースの記憶を再生。いろいろと反省がありました。
まず空気圧。長い登りがあるので0.3気圧程度前後ともいつもより高くしました。これが大失敗。バランスが悪くなり、グリップもありませんでした。登りでもごつごつ感が増えた程度で、むしろ疲れたかもしれません。いつもどおりの空気圧で行くべきでした。
パンクの原因もそこにあると思います。いつもより高い空気圧のため、ヒットして変形すれば吸収できる衝撃が、吸収できずパンクということになったのだと思います。
パンクという点からみれば、タイヤは前後入れ替えておくべきでした。後輪はけっこうあちこち傷だらけでした。前輪はそれほどでも無し。もともと後輪は着地などで酷使するので、どうしても痛みます。入れ替えておくべきでした。
あと試走の有無ですね。兄の情報だと実際の距離は52kmほどで、60kmはなかったみたいです。(J3なのにそんなんでいーんでしょうか?)52kmだと分かっていれば、前半からペースを上げて走れたと思います。結局体力は残したまま走りきってしまいました。
短いコースと分かっていたら、補給のとり方とかも工夫したでしょう。タイムレースを意識して、摂らなかったかもしれません。いろいろ工夫すればあと15分は速くゴールできたでしょう。
まあ、結局「中途半端な準備や心構えの者には、中途半端な結果しか与えられないのだ」ということなのでしょうね。努力したからといって結果が必ずついてくるものではありませんが、努力しないやつにはそもそもそんなチャンスは訪れない、ということです。
ていさんは見事2位獲得。おめでとうございます。
女子の優秀者の名前に、聞き覚えのあるミブラのメンバーの名前が。おそらくその人と思います。
・orz
ゴール後、アランさんよりメールあり。友人の訃報でしたorz。女性の自転車仲間では最も付き合いの長い友人でした。ご冥福をお祈りします。