ロードバイクのペダルは、ロードを始めた時からタイムを使っていました。
遠藤サイクルさん(現サイクルワークスFin'sさん)で、学生のときに買ったのを覚えています。(一体、いつ頃の話なんだ?と思われるでしょう。だいたい18年くらい前です(笑)。)
それからずっとこのペダル一筋。途中事故などあり、交換用も購入しましたが、それもタイム。
ツーリングのときにはSPDシューズの方が歩きやすいので、PD-M959などを使いましたが、ロード専用ペダルとしてはずっとタイムを使ってきました。
今回、ついに交換することにしました。
交換した理由は、シマノのシューズとペダルの組み合わせにより、最大性能の発揮を願うところにあります。
タイムのペダルは、ビンディングペダルとして初めて世に出たLOOKと双璧をなし、その後ほとんど姿を変える必要がなかったことを考えれば、当時から十分な性能があったと思います。そしてそれは今でも変わることがありません。18年間使ってきて、オーバーホールなど1度もする必要なく、使ってきました。(まあ、1万キロも乗ってないと思いますけど......。)
しかし常にアダプターが必要なことなど、いろいろと気になる点も出てきたので、今回思い切ってシマノに切り替えてみることにしたのです。
両者を並べてみました。左がタイム。右がデュラエースPD-7810です。タイムクリートにはガエルネのアダプターを使っています。
踏面の広さはほとんど差がないように思いますが、デュラのほうが幅が大きくとれています。ここが重要な違いで、ソールの変形などによる力の逃げを極力減らしてくれています。
クリートの装着状態はこんな感じ。金属部品が減ったので、若干軽くなりました。新しいクリートは、この位置で使ってみようと思います。(手前側に最大、外側へ最大の位置です。)
ガエルネのアダプターを使う限り、クリート高さはあまり差がないですね。それでも、両サイドのスタビライザーのおかげで、シマノのクリートはとても歩きやすいです。(乗車時の性能差ではないんですけど、こういうところも大事です。)
ステップイン/ステップアウトも分かりやすく、好印象です。左右旋回方向の遊びの範囲はタイムよりちょっと狭いようですが、SPDペダルと同じくらいなので、問題になるものではないでしょう。これから長い付き合いになりそうです。
ちなみに、まだ最初のロードのときからずっと使い続けている部品が2点あります(^^;)。