昨日の土曜日から弟一家が帰省中でにぎやかです。騒ぎすぎて?日曜日の朝はちょっと寝坊。それでもランニング講習に向かいました。
天気は、、、、とてもよい快晴!! 11/23は晴れの特異日ですが、今年は寒波に見回れました。そのかわりでしょうか、今日は日本晴れとなりました。
クルマで鳥屋野潟公園に向かうと濃い霧が立ちこめていて視界は100mくらい。信号も見えないくらい。それだけ冷え込んでおり、かつこれから暖かくなるということなのでしょう。
霧のせいか、雨天のときの集合場所に向かってしまいました。誰もいないorz。
グラウンドに向かうとすでにみなさんウォームアップラン中。挨拶をして行列にまぎれこみます。ここ数日の寒さのおかげで寒さにはけっこう順応してきました。
今日は9名くらい。毎回講習内容の最初からおさらいをしつつ、新しい部分までを流していきます。アランさんはここんところこの講習のことで頭がいっぱいだとか。一生懸命準備してくれてるようなので聴く側としても真剣になります。
今までは歩行ラインの1本線から2本線へのシフト、体重が載った時の感覚を意識すること、などからランニングへと入っていきましたが、今回はスキップなど、ジャンピングの要素も入ってきました。
ジャンプというのは重心がずれてしまうとちゃんと跳べません。跳ぼうと思ったら体は自然と重心が軸上に乗ってきます。だから体重を載せる感覚が分かりやすいと思います。
スキップからももあげの意識づけあたりが重点だったと思います。(同じ講習を受けていても、聞き取る側の意識や姿勢で重点は異なります。私には今回この2つが大事だったということです。)
腰の前傾については、なかなか聴いただけでは理解しにくく、どうしたもんかなぁ、と考えていました。これは一番のテーマでしょうね。
講習の最後は40分間走。眠いのでどうやって走ろうか、などと考えていましたが、みなさんのうしろについてとことこ走り始めました。
走る列の後方でもんちさんとちょっと話しながらしばし走りました。「上体の姿勢がおかしい、みんなは前傾しているけれどmatsuodaは立っているどころか仰向けぎみだ。あと脚が棒みたい。」と指摘を受けました。
なるほどたしかにへそ下を伸ばそうとして、変な勘違いで上体が起きているようです。もともと上体は起きている方ですが、これを前傾姿勢の軸上に載るようにイメージしたらどうだろう。こう考えました。
すると腹筋に力を入れているでもなく、背中が緊張しているでもないという姿勢がとれました。「おお、今軸上に上体が載っかっているのかも? なかなかいいんじゃない?」と思いました。釣り合いがとれている、というんですかね。
次にももを若干上げて走ることを意識しました。ももをやや高く上げつつ、ピッチを落とさないようにストライドは狭めを意識しました。ついでに着地時に脚が伸びきらないよう、曲がったまま着地するように、ほんの気持ち低い姿勢にしました。(このへんはうまく説明しにくいです。)
しばらくすたすた走っていると、なんだかスピードが上がってきました。ピッチが速い? いや変わらない。ストライドが伸びている? 伸ばしていないが、なんか伸び上がっている感覚がある。はて?
今回意識を心がけている部分がうまくかみ合ってきたようです。腰の後ろ、尾てい骨の辺り(仙骨の辺り)が引っ張り上げられているような、不思議な感覚があります。ランニングしているのに、ロードバイクに乗っている姿勢をとっているような感覚?。
ややももあげっぽい位置からの踏み出しは軽快で、着地のインパクトは仙骨に響いてきます。仙骨はそれに反応するようにグングンと前に向かう力を生み出しています。
気がつくとスピードがぐんぐんあがり、かなり無茶なペースの走りになっていました。正直、息がしんどいですorz。
「これが世に言う、スピードがでて困っちゃう、状態なのか!?」そのとき理解しました。
理解してもどうにもコントロールできず爆走が続きます(涙)。もはやジョギングとかそういうレベルではない速度域。15分も持たないんじゃないでしょうか。頭の中ではいろいろな考えがぐるぐると回り始めました。
「いいバランスで走っているんだから疲れないんじゃない? 40分走れきれるかもよ?」
「いやいや、心拍がいっぱいいっぱいになって自爆コースだ。過呼吸で苦しむぞ。」
「まあとりあえずわざわざブレーキをかけようとすると疲れるし、倒れるまで走れよ(笑)。」
などなどorz。
で、結局30分走り続けたところで心拍がギブアップ。無理矢理止まりました。ランニングしていて止まるのが大変だったのはこれが初めてです。
とても不思議で、面白い感覚でした。うまくコントロールできるようになれば自在に速度は上げられますね。(下げられるのかは分かりませんが(^^;)。)
XCスキーもきっとこういう感覚のバランスポイントがあって、ここにハマると「スピードがでて困っちゃう。」んでしょうね。いやぁ、楽しみになってきましたなぁ。
この感覚をモノにできるように頑張らないとね。