いよいよ来週末は八海山麓MTB大会。
準備その他のため行きました。といっても今回はあまりやることなかったです。
日中はどうせ暑いだろうから、ろくに走れないだろうな、と見越して昨日パンクしたホイールと、振れたままのテンションディスクを持参。現地でメンテしてきました。
以下、チューブレスタイヤのパンク修理から組み上げの説明です。
まずフレームからホイールを外します。パンク修理の時は泥などを極力落としておきます。そうしないと内側に砂粒などが入り、中でパンクの原因になります。(チューブレスなら関係ありませんが。)
外す前に、外側からパンクした箇所を確認しておきます。(分からない場合は分からなくていいです。)
このホイールは昨日パンクしたのでチューブが入っています。こんな風にバルブコアが曲がっているものは携帯ポンプで加圧するとき抜けやすいので気をつけましょう。
タイヤはバルブのところから外します。ビードが浮いてこない場合は反対側から寄せてあげてきます。
片側一周が外れるとチューブが取り出せます。そしたら反対側のビードは引っ張れば楽に外れます。
チューブレスタイヤを裏返し、パンク箇所を探します。けっこう大きな刺し傷がついていました。
パンク修理をします。方法はチューブの修理と同様です。まずヤスリをかけて表面を荒らし、コーティングもはがします。
次にゴムのりを薄く塗ります。パッチよりも広く塗っておきます。
ゴムのりを乾かしている間にチューブをたたみました。たたんだときにバルブコアの芯がこのようになっていると、サドルバッグ内でチューブに突き刺さってしまいます。持ち運ぶ時はバルブキャップを付けておきましょう。
ゴムのりが乾いたらパッチを当ててよく擦ります。携帯ポンプの裏などがいいでしょう。
修理完了です。ほかにも穴が開いていることがあるのでよく確認します。
[チューブレスタイヤの装着]
チューブレスタイヤはまず片側のビードを一周はめ、バルブを取り付けます。
もう一方のビードは
必ずバルブの反対側から付け始めます。ここまでは来ると思います。
ここからがポイントです。バルブの反対側では、リムの真ん中の溝にビードを両方とも落としてやります。そうすると長さが余りますので、バルブ側もわりと簡単に入ります。手ではまりました。
あとは空気を入れてオシマイです。ビードにはシリコンスプレーなどを吹き付けておくとビードの上がりが楽になります。丸くなるまで入れたら一度ポンプを外し、ビードをリムにはめます。横にひねるとブシュブシュと音を立てながらビードがはまります。タイヤのサイドラインではまり具合を確認します。
チューブタイヤのときもビードのはめ方は同じです。チューブは予め自分で丸くなる程度に空気を入れておいた方が、ビードで噛んでしまったりしにくいと思います。
次はこれ。テンションディスクです。
振れとりをするはずが、なんとなくバラしてみたくなりバラしました。ケブラー繊維はほぐれているところがあるものの、ほつれは余り無いようです。リムも振れていませんでした。ハブはサイレントクラッチ。とても重いけれど、静かなハブです。
せっかくなのでもうちょっと軽いハブに交換しようと計画中です。しっかり組むにはどんな工夫をしようかな。楽しみです。