こんにちは スクータークラブSIMI会長でございます
ナショナリストで国枠主義者で右な会長としては(モノのたといです)
ニッポンが誇る高品質高性能スクーター富士ラビットのすばらしさを
啓蒙し なおかつ この場を借りて(そういう頁じゃないのか?)
新潟の地に(新潟でなくてもいいですが)ラビットが一台でも路上復帰を
果たすための おせっかいアバドイス(アドバイス)をお届けします
まずは すがすがしい加速を味わうために!
マフラーを切り裂いてください!(素手では不可)
切り刻んでください!(刻むのはやりすぎですほどほどに)
そして中身のグラスウールをスチールウールに交換するのです!
2ストエンジンであるラビットのマフラーが不燃オイルで侵食されるのは
避けられようのない宿命です しかもそれが40年も経過したラビットなら
焼こうがトーチであぶろうが 消音&膨張室としてのマフラーの機能を
回復させることは人の手では不可能
マフラーが分解できたり、通常の2輪車のようにドレンが備わっていたり
すればいいのですが 301B以降はそうはいきません(301Aは分解式)
マフラーの中身が固化していては スムーズィーな加速など
望むべきもありません この状態の打破(チャボ好き)が必要です
そこで写真のようにエアジグソーなどで本体を切り開いてください
(この時点で誰でも出来る方法ではなくなってますが‥)
商人町では遠慮無く一気に切り開きますが 城下町では切腹に繋がる
と忌み嫌うため 中間を一皮残します (嘘です 鮭じゃあるまいし)
すると 中身の純正グラスウールがもはや 焼いてどうこうできる
状態ではないことを間違いなく目のあたりにするでしょう
そんなグラスウールは根こそぎ取り除き コイン洗車場で洗浄します
そこで日本スチールウール社のボンスター(下記参照)を代わりに詰めこみます
マスターのラビットには ボンスターを1本全て詰めこんであります
納得いくまで詰め込んだら後は中の仕切板(写真のパンチ板)を
TIG溶接にて復旧し(TIGが出てくる時点でお分かりでしょうが
施工はgh大先生氏です)
仕切板の上にももう一枚ボンスターを詰め いよいよ本体の外板を
全周溶接にて復旧します(もう完全に素人の手に負える域では無いです)
そして錆止め塗料を塗って完成 内側の塗装は工程上無理ですが
エンジンをかけた時点でオイルにコーティングされますので錆は
心配御無用 外側は念のためPORで塗装しました(耐熱300度!)
はいこれで上まで華麗にしなやかに吹けあがること間違い無し
試運転は夜でしたが マフラー出口からボンスターのダストが
火の粉になって噴出し キラウエア火山を思い出しましたが
(そんなところ行ったことないですが)
30分ほど走るとそれも収まり 絶好調のラビットへ復活です
純正のようにグラスウールを詰める方法でも良いんですが
繊維でチクチクするのと塵肺が怖いのでスチールウールのほうが
安全確実 なおかつ安価です
また、残ったボンスターは そもそもが掃除用品ですから
愛車の洗車にお肌の角質落しにさまざまな用途に使えます
(各自の判断におまかせします)
さあこの方法で 一台でも多くのラビットを路上に復活させて
あげましょう!
(マフラー直したぐらいでは焼け石に水の車両もありますが‥)
※注意:ボンスターと間違ってボクスター(ぽるしゑ)を買わないように!
ワタクシならボンスターとボクスターなら当然ボンスターを選びますが
好きなほうをタダでやる といわれてもボンスターですね
もらったボクスターを売って ボンスターを買えばいいじゃないか
といわれても いらない車もらうほうが嫌なので直接ボンスター買います
ラビット修理に必要なのはボンスターであってボクスターではないですノデ
そんなだからお金に縁がない人生なんでしょう 欲張らず堅実にいきます
あぁ今回は読みづらいナァ‥ 御容赦御勘弁

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