業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その597 音楽おもしろ話し編

2012/12/10 | 投稿者: Hal

音楽にまつわるけったいなお話しを幾つか。

あるピアニストの演奏会で、突然ピアノの弦が切れた。 そこを飛ばして演奏を続けると、今度は別の弦が切れた。 イカッたピアニスト、ピアノを蹴飛ばすと更に弦が切れた。 キレたのはピアニストも同じで、斧を持ち出してピアノをたたき壊したという。 

この話、いかにも嘘くさい。 なんでコンサートホールの楽屋に斧があるのだ? 演奏に失敗したピアニストの首をちょん切るためか?


西条盤鬼という音楽評論家はジャック・ティボーに心酔していた。 ある公演でバイオリンの弦が切れた。 ティボーは少しも慌てず、バイオリンを片手にやや内股でするすると楽屋へ引き返す。 西条氏「いやそのエレガントなこと、ティボーは聞かなくても見るだけで充分」と感じたそうだ。

このジャック・ティボー、音楽コンクールの雄ロン・ティボーコンクールにその名を残している。 ロンの方はピアニストのマルグリット・ロンである。


大昔にカペー弦楽四重奏団というquartetがあった。 20世紀初頭のquartetで当時は非常な人気を持っていたそうだ。 ポルタメントを多用する独特のスタイルで、カペーを中心に4人が一糸乱れずずり上がりずり下がる名人芸がウリだったらしい。

今聞くとなんとも大時代的で古くさく感じるが、現在でも熱狂的なファンがいるらしい。 前記西条氏も大ファンだったという。


私は曲の好き嫌いはあっても、演奏家にはあまり拘らない方だ。 バイオリンやピアノの奏者は誰でも良い。 誰でも良いというと語弊があるが、要はあまりうるさい好みはないということである。

指揮者でもフルトベングラーは別格として、それ以外は誰でもよいというところ。

しかし木管、特にクラリネットとフルートは長年自分でやっていただけに、こだわりがある。 クラリネットはレオポルト・ウラッハ、フルートはマルセル・モイーズ、サンマはメグロに限る。

ウラッハは長年ウィーンフィルの主席をやっていたが、ある超有名指揮者が演奏しない時間帯は楽器は横にして持つようにと指導した。 しかしウラッハはがんとして聞かなかった。 縦においた方が管の中の水分が落ちるし、俺は絶対にこれでゆくとつっぱねたという。 相当頑固な人だったらしい。

モイーズもやはりかなり変わった人だったらしい。 パリ音楽院の教授だったが戦時中に別の人が教授になり、その後モイーズの抗議で彼も教授に復帰した。 しかし教授が二人もいるのは嫌じゃとごねて、アメリカへ渡ってしまった。 ランパルの先生でもあり、夫人は日仏のハーフだったという。
0



2012/12/11  14:21

投稿者:Hal

「G線上のアリア」ならぬ「G線上の狙撃」ですか。 私はゴルゴ13を見たことはないのですが、ゴルゴの替わりにMarked One(又はScar或いはStrelok)として日夜敵をブチ殺しております。

でも楽器を凶器とするフィクションはあまりないですね。 ガルネリやストラッドで殴り殺すというのは無理なんでしょうね。(敵の頭より楽器の方が壊れる) ウン千万円の凶器というのがあったら面白いと思うのですが。

2012/12/11  13:41

投稿者:元友店長

そういえば、ゴルゴ13で「G線上の狙撃」というタイトルでゴルゴが弦が切れて以来人前で演奏できなくなったバイオリストの依頼でライバル視しているバイオリストの弦を演奏中に狙撃する話がありました。
その回ではむしろゴルゴとガンスミスのデイブとのやり取りの方が面白かったです。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ