業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その560 S.T.A.L.K.E.R.とFallout編

2012/9/19 | 投稿者: hal

S.T.A.L.K.E.R.MODの備蓄が完全に底をついたので、ここのところはFallout 3の再々プレイをやっている。 FWEその他MOD満載であり、そのせいかバニラより遙かに落ちる頻度が高い。

S.T.A.L.K.E.R.とFalloutは世界感や設定に似ている所が多く、両方プレイするというユーザーも多いようだ。

しかし当然ではあるが、S.T.A.L.K.E.R.とFalloutは全く別のゲームであり、その面白さ(面白い部分)も随分と異なる。 そこで私なりにFalloutとS.T.A.L.K.E.R.の比較をしてみた。 これはどちらが優れているとか面白いとかいう比較ではなく、両方を楽しみながらその違いを見て行こうというものである。


プラットフォーム面では、S.T.A.L.K.E.R.の場合はほとんどがPCで、コンソールでプレイしている人は皆無に近いのではないか。 FalloutではXBOXやPS3でのプレーヤーも相当多そうだが、比率がどの位になるのかは不明である。 私の場合はほぼ100%PCでのプレイであり、Fallout 3をほんの少しPS3でやったことがある位だ。

Falloutではコンソールでのプレイが多いためか、トロフィーや実績がかなり話題になっているようだが、S.T.A.L.K.E.R.ではこれらはまず話題には上がらない。 このあたりも両ゲームのプレーヤー層の違いになるのだろう。


まずジャンルはS.T.A.L.K.E.R.はホラーとSF要素の入ったFPSであり、RPG的な又ADV的な要素も多い。 ストーリーは長大で複雑である。 Falloutは基本的にはRPGに入るが、FPSの要素も強く、ストーリー的にもADV的な探索部分が多い。


世界感と世界設定は、共に核による汚染後の世界という点では共通しているが、それ以外はかなり異なる部分が多い。

S.T.A.L.K.E.R.はCNPP(チェルノブイリ原発)の事故後に更にもう一つの異変(こちらの異変の方がS.T.A.L.K.E.R.の本筋)が起き、それによる「ゾーン」の生成と奇現象の発生ということになっている。

これに対してFalloutでは、汚染の原因が中国との核戦争ということで、よりリアルというか現実的な雰囲気が強い。


武器その他の小物類はFalloutの方がSF的要素が強く、S.T.A.L.K.E.R.はどちらかと言えば現実の武器(実銃などと言われる)がメインである。

ストーリー的には、Falloutはいかにもアメリカ的感性のストーリーであり、ドライという言い方もできる。 S.T.A.L.K.E.R.はウェットというかかなり情緒的であり、登場人物に対する共感(感情移入)が生まれやすいストーリーと人物の描き方のように思える。

日本人にはS.T.A.L.K.E.R.の方が情緒と余情が強く、ストーリーと人物(主人公NPC共に)に感情移入しやすいように見えるが、これは私の思い込みだろうか。 Falloutはこのあたりはかなりあっさりというかドライな描写と感じられる。

グラフィック的にはどちらも非常に美しい。 どちらも最新のゲームではないのでいわゆる秀麗なグラフィックとはいえないが、荒廃した街と風景(背景)が素晴らしい効果を生んでいる。

このFallout=ドライ、S.T.A.L.K.E.R.=ウェットという対比は、画像の背景面でもFalloutは主としてビルや高速道路というメカニックで都会的なものが多く、S.T.A.L.K.E.R.ではウクライナの草原や森林という自然がメインという点でも、そのように感じられるのだ。


クェストが非常に多いというのも両作品の特徴の一つだが、特にFalloutはサブクェストの多さでは群を抜いている。 もっともこれはFPSとして見てのことであり、RPGではクェスト数はFPSより遙かに多いのが通常だろう。 それにしてもFalloutはクェスト数は多い方に入るだろう。

MODの数が多いのも共通している。 Falloutでは小物類のMODが多く、統合型或いは大型と呼ばれるMODでも、ストーリーラインや主人公迄変えているものは、私の知る限りでは存在しない。

この点S.T.A.L.K.E.R.は全く別のストーリー、別の主人公というMODが幾つもあり、9月には更にLost AlphaというMODがそれに加わる予定になっている。(多分遅れる(笑)) 

このLost Alphaはオリジナルのゲーム本体さえ不要のstand-aloneというとんでもないMODらしい。 これはもう、S.T.A.L.K.E.R.SOCの皮を被った全く別のゲームではないか。


ゲームでの自由度という点でも両者は共通している。 ベセスダのゲームはオブリビオンなど自由度が高いものが多いが、GSCのS.T.A.L.K.E.R.もFPSとしては例外的に自由度が高い。 双方ともメインタスクを放り出して脇道に没入しても、なんら差し支えがないというのは嬉しいところである。

プレイ時間が長く充分遊べるというのも嬉しい所である。 RPGは総体的にプレイ時間は長いが、Fallout 3での平均的プレイ時間はどの位なのだろうか? 私の場合は60時間強位ではなかったかと思われる。

S.T.A.L.K.E.R.ではMODによりプレイ時間は大差があり、最も短いのはCOPのWinter of Deathで10時間弱、最も長いものはNarodnaya Soljankaの300時間!とSecret Path 2の200時間(3周分・これは1周では真エンディングにたどり着けなかったため)がある。

Falloutではツールが充実していて、MODマネージャーやスクリプト拡張などFOMMやFOSE、FO3EDITはMODをいじる人の必需品的な存在になっている。 S.T.A.L.K.E.R.の方はツール類はあまり良いものがない。


あまり嬉しいことではないが、バグとCTDが多いのも両方に共通している。 S.T.A.L.K.E.R.は言わずと知れた世界*大バグゲームの一つであり、それにMODが加わると10メートル歩く(ゲーム内で)ごとに落ちるという、すんばらしい結果になる。 FalloutはS.T.A.L.K.E.R.ほどではないにしろ、バグは決して少ない方ではない。


最大の共通点は、「欠点はあるにせよ、とにかく面白い」という点である・・・

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