業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その335 放射線防護服編

2011/4/19 | 投稿者: hal


東電の工程表が発表された。 ステップ1と2の二段階で、1は3ヶ月、2は3-6ヶ月の予定で進められることになった。 この工程表の実現性については、素人である私には判別できないが、一つ大いに心配なことがある。

それは作業員の疲労や炎熱下での熱中症、更には放射線被曝などの問題だ。

暫く前のニュースで、作業員が「放射線防護服などほとんど役に立たない」という意味の言葉を発していた。 3枚重ねの防護服だが、蒸れて暑いだけで放射線防護の効能はほとんどないということだった。

放射線防護服は厚さが1ミリもないペラペラのビニール製だそうだ。 これで放射線を遮断するのは、私のような素人が見ても無理に決まっていると思う。 

放射線防護服には2種類あって、1つは放射線を含んだチリなどが付着するのを防ぐもの、もう一つは放射線そのものをカットする機能を持ったものだ。 前のものは、要はチリが付着しなければよいので、大雑把に言えばビニールの雨具でも用は足りるのではないか。

後者となると、完全に放射線を遮断するには鉛入りの素材を使い、重量は100キロ以上になるという。 こんなものを生身の人間が着て行動できるわけがない。 (サイバーダイン社登場?(笑)) ある程度の所で妥協しても20-30キロ位はあるらしい。

作業員の言葉からしても、通常の(炉心にあまり近くない)作業の場合は、ビニール製のものだろう。 ということはそれほど高濃度ではないとはいえ、もろに放射線を浴びているのではないか。

炉心に近い放水作業などの作業員は、恐らくは重装備の防護服だろうが、それでも完全に放射線を遮断するのは無理だろう。

いずれにしても、これから夏に向かうと作業員の疲労は更に増える。 真夏にビニール服の3枚重ねはきつすぎる。 既に作業員が熱中症になったというニュースがあったが、熱中症が続発すれば作業の進展に重大な支障が出るだろう。 

もう一つ、作業の時間が増え続ければ、累積の被曝量も増えて行く。 近い将来に放射線被曝による健康障害が出てくるのではないかと心配である。

これはもう、リクビダートルそのものだ。 チェルノブイリと違うのは、強制的に連れてこられたのではないという点位か・・・

これらの問題に有効な解決法はあるのだろうか? 又、工程表には上記の問題点は織り込み済みなのだろうか? それを考えると、今回の工程表のスケジュールはかなり危ういのではないか。

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