S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4263 南月島の人魚

2021/6/19 | 投稿者: Hal

 
南月島の人魚 その2
 
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ふたりはそそくさとその病棟から離れ、神社に薪を届けることにした。
 
神社に薪を届けると、神主は大喜びで、人魚のミイラを見て行くかと誘う、
 
どうせよくある猿と魚を継ぎ合わせたような代物だろうと、皆思っていた。
 
しかし・・・
 
その人魚のミイラには、継ぎ合わせた跡など全くなく、人体の上半身に自然に魚の尾びれが繋がっているのだ。
 
神主は更に重要な話をした。
 
あの廃病院である。
 
あれは戦前に日本政府が建てた隔離病棟だと言う。
 
そして戦争中には軍事病院となり、負傷兵が多数担ぎ込まれていたそうだ。
 
しかもあの病院では神隠しが発生した。
 
隔離病棟の感染症は未知の病気で、感染すると身体が溶け出し、消えてしまう病気だと噂されたそうである。
 
しかし、船であったケイタさんと林昌の話を聞くと、その感染症はハンセン氏病だったらしい。
 
ハンセン氏病はいわゆる癩病で、治療薬が開発されるまでは不治の病として恐れられていた。
 
但し不治ではあっても、ハンセン氏病で直接死ぬ人は殆どおらず、また1943年には米国で「プロミン」がハンセン病治療に有効であることが発見された。
 
その後ハンセン氏病は確実に治療できる病気となったのである。
 
それで陸軍は隔離病棟を軍事用に転用したのだろう。
 
そして林昌は、人が消えたのは事実だという、
 
こうして、明日は廃墟探検ということになってしまった。
 
ケイタとはその後人魚についての話をした。
 
ケイタの説では、人魚とは伝説上の生物ではなく、ジュゴンなどの突然変異体ではないか、という。
 
翌日、翔とピーコ、メグとノゾ、それらケイタとヒナの6名が、あの廃病院に潜入した・・・
 
廃病院は荒廃しつくしていて、中央あたりの板をメグが引っ張ると、簡単に穴が開き、中に入ることができた。
 
進むと奇妙なものを見つけた。
 
うずたかく積もった埃の中に、くっきりと新しい足跡があるのだ。
 
と、ここまででは選択肢は一切ない。
 
完全なコンピューターノベルであり、ゲームではない。
 
筆力はアマチュアとしてはかなりのもので、大きな違和感などはなく、スムーズに読み進められる。
 
制作サークルは、「ないとあすたー」である。
 
その時、二階から「とんとん とんとん」という音が聞こえてきた。
 
怯える乙女達Www
 
足跡を辿って2階に上がり、音のする部屋に入ると、その音の主はケイタだった。
 
写真撮影かたがた病院内を見て回ったそうで、院長室やら警備員室やら、特に変わったこともない病院だそうだ。
 
とある部屋で封書のようなものをみつけた。
 
書いたのは看護婦らしく、それには、
 
「この病院はおかしい。 深夜2時過ぎに歩き回る音を聞いた者が、何人も
いるのだ。
 
しかも患者が何人か消えた。 その後は看護婦も消えた。」
 
島人のいう「神隠し」と同じことが、ここで起こったらしい。
 
廃墟探索は一旦ここで取り止め、ホテルに戻った。
 
 
南月島の人魚 その3 へ続く
 
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