S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4254 クトゥルフの弔詞

2021/6/11 | 投稿者: Hal


クトゥルフの弔詞 その1

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クトゥルフの弔詞は、「クトゥルフ神話」をベースにした、「怪奇幻想ノベルゲーム」とされていて、製作は「猫ノ事ム所」さんである。

私はクートルーものは大好きだが、始めて「クトゥルフ神話」に触れる人でも楽しめるように作られているそうだ。

主人公は、民間調査事務所を営む「堀口」という名の男である。

つまり探偵である。

その堀口の事務所に、ある日、1枚のフロッピーディスクと依頼内容の書かれた便箋、そして大金の入った封筒が届いた。

謎の依頼者の要望は、「フロッピーに入っている九つのメモを書いた人物を捜してほしい」というものである。

しかし、フロッピーに入っていた九つのテキストファイルの内容は、怪談じみた、荒唐無稽で奇妙な物語ばかりだ。

不審に思いながらも「依頼は依頼」と、堀口は調査を開始する。

というのが出だしである。

どのメモから始めるかはランダムらしく、私の場合はメモ2の「マイナス30度の冷凍室の中で」から始まった。

舞台は巨大な冷凍室の中で、書いた人物はとある人物を拘束している。

「次はお前の番だ・・・」と、この部分のみ縦書きで表示される。

そしてグリーンランドの想い出となる。

書き手は友人と二人、グリーンランドに卒業旅行に出かけた。

このゲームでは、ゾウディアックと同じシステムを使っているが、こちらはスムーズに起動、プレイできる。

恐らくはバージョンが新しいからだろう。

グリーンランドにもなれはじめた5日目に、酒でも飲もうと外に出たが、様子がおかしい。

夜空に輝いている筈の星が全く見えず、次の瞬間悲鳴と共にアイツが消えた。

彼は結局見つからず、書き手は日本に戻ったが、数ヵ月後に北海道で発見された。

しかし、彼は体質が変わり、常温では生きられない身体となっていた。

そして再び病院を訪れると、冷凍室の中には腹を割かれた医師の死体と、「彼」がいた。

これがメモ2の内容である。

フロッピーに入っていた9つのメモは、どれも似たり寄ったりの荒唐無稽な馬鹿げた内容ばかりで、しかも原稿用紙にして2枚程度と、短いものばかりだった。

これで書き手を特定することなど、到底不可能だろう。

堀口は酒場で友人の新井と話をする。

新井はデイトレーダーで、言わばワトソン役らしいが、堀口との仲は至って悪い。

画像はリアルなものではなく、模様のような暗いイメージが表示されるだけのものが多く、要するに完全にノベルである。

テキストアドベンチャーと言っても通るだろう。

メモ3は「市民相談課の記録」である。

「生活相談報告書」という書類が表示され、既婚の30代女性の相談らしい。

夫がこのところ奇妙な行動をする。

深夜に家を出て1時間程で戻るのだが、尾行するととある建物の前にある石像に、血液らしいものが入った容器を置く。

と、石像は動き出してその液体を飲む。

その石像は子供位の大きさで、象のように長い鼻と、耳には触手のようなものが生えているそうだ。

夫に直接話を聞くと、そんな行動をした覚えはないし、むしろ妻が奇妙な寝言を言うのが気になると言う。

夫はその寝言のテープをとっていて、そのテープでは、

「ちゃあぐな・・・・・・ ぐん」

と繰り返し聞こえる。

とはいえ、妻の方も夫の行為のビデオテープを撮っていたのだ・・・

翌朝堀口は再度9つのメモを調べた。

共通点は「化け物」に関わっていることと、書いた人物の精神状態は異常だということである。

そしてもう一つ特徴があった。

それはメモ3だけは、市役所の書類を模した形式になっていることである。

他は全て書き手の一人称として語られているのに、なぜこれだけが?


クトゥルフの弔詞 その2へ続く

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