S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3826 英伝6 空の軌跡FC

2020/6/26 | 投稿者: Hal


空の軌跡 その14

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リシャールの陰謀を阻止して女王聖誕祭となり、公園で休憩しているとアルパ教授が現れた所からである。

■王都グランセル

ヨシュアは「あなたはいつも事件があるとその近くにいる。

そしてあなたを見ていると震えが止まらないような気がする。」と言うと、アルパはにやりと笑った。

「よく気がついたな。 それではバラバラになった君の心を、組み立て治してあげよう。」

と・・・ ヨシュアは全てを思いだした。

「あなたは蛇の使徒のひとり・・・ 白面のワイスマンことゲオルグ・ワイスマン!」

「思いだしたか、暗黒の牙、ヨシュア・アストレイ。 

しかし君はもう自由の身だ。 結社は君を解放した。

君の本当の役目は、暗殺などではなく、我々の目的にとって最大の障害となる、カシウス・ブライトの行動を我々に伝えることだったのだよ。」

つまりヨシュアは、自分では意識することなく、この5年の間蛇の使徒に、カシウスのことを連絡し続けていたのだった。

一方エステルはシェラにからかわれつつ、告白することを決意したのだが、肝腎のヨシュアの姿が見えない。

と、どこからかハーモニカの音が聞こえてくる。

エステルはそのハーモニカの音を頼りに、屋上庭園に上がった。

そして西側の壁際でヨシュアを発見したのである。

ヨシュアは自分のことを話し出した。

「昔々あるところに・・・

ひとりの男の子がいました。

しかしその子の幸せはある事件をきっかけに失われてしまい、心が壊れたその子は、心身共に日に日に衰えていきました。

そんなある日、魔法使いが現れ、私にその子を預けてくれと言ったのです。

魔法使いはその子の壊れた心を、貼り合わせつぎはぎをして、自分に都合の良いように作り替えていったのです。

そして心は継ぎ合わされたのですが、その子は暗殺者になっていました・・・

その子は暗殺を続ける内に、只の人殺しから化け物に変わっていたのです。

そしてその子は、ある日魔法使いからある男の暗殺を命じられました。

その男は、女王が統べる小国を、大国の侵略から守った英雄であり、退役後にはこの世で四人しかいない遊撃士となりました。

その男を襲った子供はあっさり敗れ去り、その子を始末しようとした魔法使いの手下は、その男に追い払われました。

それだけではなく、その男は子供を自宅に連れ帰り、一人娘と共に自分の子供として育てたのです・・・

その後、その子は5年もの間にわたり、良い夢を見せて貰いました。

本来ならその子に許される筈のない、素晴らしい夢を・・・」

ヨシュアの長い話は終わった。

そしてヨシュアはエステルにハーモニカを渡し、ひとり去って行った。

これにて空の軌跡FCは全巻の終わりである。

一言で言って「良く出来たゲーム」である。

伏線の貼り方もうまく、その回収も遺漏無い。

欲を言えば、あまりにもタイピカルで受け狙いの設定や描写が多い所だが、それを言えば望蜀の誹りは免れないだろう。


次回からは、空の軌跡SCの予定

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