S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3800 ミッシングパーツ

2020/5/31 | 投稿者: Hal


ミッシングパーツその21

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天然超能天気の奈々子の発案で、夜の友凜病院に潜入した所からである。

■第4話 傷ついたテディベア 第5日 続き

待つこと暫く、奈々子はやたら話しかけてくる。

怖いからだろう。

その内にふと鏡を見ると、見覚えのある白衣が揺らめいている!

陣堂だ。

奈々子には哲平の部屋に逃げろと怒鳴り、白衣の跡を追って行くと、看護婦らしい声が聞こえる。

慌てて手近な扉を開いて飛び込むと、そこは物置らしい。

声はやがて去って行ったが、なにやら不快な匂いがすることに気づいた。

匂いのするあたりを調べると、赤黒い筋となにかを引きずったような跡がある。

その先には髪の毛らしきものも落ちていた。

陣堂の死体が置かれていたのだろう。

二人が見はっていたのにその目に触れず中央廊下に現れるには、廊下の途中、つまりこの物置から出て来るしかない。

結局恭介は、見張りのためまたあの物置に戻り、朝迄見はる羽目になった。

■第4話 傷ついたテディベア 第6日

翌朝、固まった身体を無理やり伸ばし、まどかの部屋に行くと、まどかと奈々子は二人でお休み中だった。

奈々子を叩き起こすと、着替えるから出てけ〜っとオン出され、やがて制服に着替えた奈々子が出てきた。

その後、もう一度物置を調べてみたが、やはり手がかりはない。

そういえば、夕べの陣堂の死体は、T字路を右に曲がっていた。

そちらに行くと、手術室があり、暗証番号式のロックがある。

0214と入力すると扉は開き、中には幾つかの扉が並んでいる。

しかも、扉のかなり高い所に血の跡がついているのだ。

2番の扉から入って見ると、手術台の上には陣堂の死体があり、その腹は大きく切り開かれていて、腸が周囲に散らばっていた。

我慢しきれず外に飛び出すと、婦長に見つかってしまったが、「陣堂の死体があるので警察を呼んで」というと、婦長はすぐ通報するとのことだった。

警察がくるまでにもう一度確かめておこうと、なけなしの勇気を振り絞ってまた手術室に入った。

しかし特に新しい発見はなにもなく、しかも院長が入って来た。

外科医である院長さえ、現場を見るとひいてしまうのだ。

その後は氷室に手術室と物置のことを話し、まどかからるーくんを預かってセクンドゥムに向かった。

幸いミズ吸血鬼は起きていて、3日もすれば右目が届くそうで、るーくんはそのまま成美に預けた。

ハードラックに行ってみたが、今日はエミーは来ていないようだ。

帰りがけにとおば東通りで意外な人物を見つけた。

威である。

しかし、威は恭介より一枚も二枚も上手で、軽くからかわれてしまった。

■第4話 傷ついたテディベア 第7日

翌朝事務所へ行くと、氷室から電話がかかってきた。

なにかわかったことがあるようで、早速警察へ。

氷室もあの内蔵の開き方は奇妙に思っているようだが、恭介はふと「あれは内蔵内にある筈の何かを探していたのでは」と話した。

氷室もそのように考えているようだった。

そして「こんなものが陣堂のズボンのポケットに入っていた」と、黒いものを見せる。

これは・・・ るーくんの右目だ!

ともあれ、左目と照らし合わせてみないと、セクンドゥムに向かった。

間違いなくその黒いものは、るーくんの右目だった。

そうなると、陣堂は右目だけを取って自分で持ち、るーくんそのものは投げ捨てた、ということになるが、その理由はなにか?

腹の中を探すということは、陣堂は何かを呑み込んだと犯人は考えたからだろう。

となればそれはごく小さいものだ。


ミッシングパーツその22へ続く

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