アリセプトのテープ剤が開発されようとしているなか、リバスチグミンという成分のパッチの治験が進もうとしています。
リバスチグミンは、コリンエステラーゼ阻害剤に分類されます。
すでに海外では、内服薬として販売されているようですが、どうやら日本人では嘔気・嘔吐ばかりがでて、開発を断念。
その代わりにパッチ剤での開発となったようです。
吐き気、嘔吐の発現率は、カプセル剤の23.1%、17.0%に対し、パッチ剤10ではそれぞれ7.2%、6.2%と3分の1程度であることが認められているとのことです。
しかし、パッチ剤の宿命である皮膚のかぶれの問題があるようです。
ノバルティスのTTSの技術は導入しないのでしょうか?
ノバルティスファーマ・プレスリリース:
世界初の経皮吸収型製剤であるノバルティスのリバスチグミンのパッチ剤 アルツハイマー型認知症の有望な治療薬として、新たな選択肢となる可能性が示された