【厚労省】新販売制度で覆面調査‐消費者モニター導入
先月からスタートした新販売制度を円滑に進めるため、厚生労働省は新たな取り組みに着手する。消費者モニターが薬局などで覆面調査を行い、不適切な販売実態があれば、各都道府県の相談窓口に情報提供した後、薬局にフィードバックし、改善につなげる。モニターについては、薬剤師や登録販売者がなることも視野に入れているが、具体的な選定方法は「ある特定の組織に頼むことも含め、検討している段階」としている。
薬事日報ウェブサイト : 【厚労省】新販売制度で覆面調査‐消費者モニター導入
市販薬の新販売制度が始まって、薬局レイアウトはかわったものの、販売方法は以前とかわらない薬局もあるとかあったとかいう話を聞いたことがあります。
ガスター10やリアップは第1類に属していますので、薬剤師からでないと買えないはずなんですけど・・・
モニターとして一般のお客さんと同じように薬を買ってみて、ちゃんと説明があるかどうかなどをチェックして回るようです。
抜き打ちの監査のような感じではなく、その結果によって行政処分がされるわけではないということです。
なんだかミシュランの調査員のような感じです。
違うのは、ミシュランはいいもの(おいしいもの)を調査するというのに対して、こちらの方は悪いところを調査するというところでしょうか。
私的には、そのモニターとしてではなく近くの薬局に行って、個人的に調査してみたい気がしてますけど・・・
チェーン店であれば、同様の調査員を派遣して、うまくできているかチェックして、できていないところは店長を呼び出しの対応でしょうか。
薬局のモラルが問われるところですね。
そういえば第1類薬の売り上げが減っているというニュースもありました。
薬事日報ウェブサイト : 【JACDS調査速報】6割の店舗で第1類薬の売上が減少
第一類医薬品の売り上げが3割近く減少―JACDS調べ -医療介護CBニュース-