我々病院薬剤師として患者さんに見える仕事と言えば、薬剤管理指導(いわゆる服薬指導)です。
これをどれくらい実施しているかということが、その病院のひとつの指標になったりします。
でも、薬剤師がみんなその仕事をやるわけにもいきません。
というのも、昔ながらの調剤業務があるわけでして、その仕事をほったらかしておいて薬剤管理指導業務をするわけにもいかないわけでして・・・
これからは薬剤師のスキルミックスのことが言われています。
ずっと調剤だけしかできない薬剤師は不要であると言われています。
大体の薬剤師が目立つ仕事をやりたがるわけです。
地味な調剤業務はあまりやりたがりません。
誰かが調剤業務をしないと、その他の人が病棟へいけません。
病棟に行って、薬剤管理指導件数を稼いでくるのは目立つ人で、でもその裏にはちゃんと縁の下の力持ちがいるわけです。
あまり目立たないので縁の下の存在を忘れがちになります。