インフルエンザ流行再燃 B型ウイルスが拡大
全国の医療機関から国へのインフルエンザ患者の報告数が、今月15日まで3週連続で増加し、流行が再燃していることが、国立感染症研究所が24日発表した速報値で分かった。B型ウイルスが拡大しているとみられる。
例年流行するウイルスのうちB型は、A型より遅れて広がるが、今回のように、全体の流行の再燃につながるのは昭和62年の調査開始以来、初めてという。
感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は「春休みで旅行も増えるため、これまで流行していない地域にも広がる可能性がある」と注意を呼び掛けている。
感染研によると、今シーズンの流行は1月下旬をピークに患者報告が減少したが、2月下旬から再び増加していた。
2009.3.24 17:58 MSN産経ニュース