筑波大病院の医療ミス:抗がん剤投与時、薬剤部も確認−−事故防止策 /茨城
筑波大付属病院の抗がん剤の過剰投与で女性が重度の合併症を起こした問題で、同大は26日、従来医師と看護師だけで行っていた抗がん剤投与のチェックに、薬剤部が加わるなどの再発防止策を発表した。
具体的には、抗がん剤を使う場合、担当医が治療計画書を作成。薬剤部など他の部署が計画書を見て、薬の種類や量が適切か判断してから、患者に薬を出す。防止策は21日付で院内に通知した。
今後、外部の専門家を含めた調査委員会の調査結果が出た段階で、改めて再発防止策を発表する予定。
大学側によると、女性は7月に腹腔(ふっくう)内臓器の腫瘍(しゅよう)切除手術と抗がん剤治療後、急性腎不全などを発症。担当医の入力ミスで予定の4倍の抗がん剤を投与したのが原因とみている。
8月27日 毎日新聞
another side of ”d-inf” - 抗がん剤のチェックはできなかったのか?で、医師が抗がん剤の入力ミスをして、看護師もそのまま実施してしまった医療ミスを掲載しました。
その時感じたのは、「薬剤師の姿がみえない」ということでした。
実際に薬剤師は抗がん剤のチェックに関与していなかったとのことで、これを機に薬剤師がチェックを始めるということだそうです。
なぜ初めから薬剤師が抗がん剤のチェックに関与していなかったのでしょうか?